ジョニー・デップ復活、リアーナのファッションショーに出演へ ─ 11月9日、Amazon Prime Videoで世界配信

俳優のジョニー・デップが、リアーナの手がけるファッションショー『サヴェージ X フェンティ・ショー Vol.4』に出演することがわかった。2022年11月9日（米国時間）にAmazon Prime Videoにて世界同時配信となる。米The Hollywood Reporterなどが報じている。

「サヴェージ X フェンティ」は歌手・俳優のリアーナが手がけるランジェリー・ブランドで、ジェンダー・体型・人種・バックグラウンドを問わない多様性豊かなコンセプトとセクシー＆クールなデザインで支持を獲得。2022年9月には、日本からも渡辺直美がモデルに起用されたことが話題を呼んだ。

ジョニーが出演する『サヴェージ X フェンティ・ショー』は、同ブランドが2019年から継続的に実施しているファッションショーで、ファッション・ダンス・音楽が融合したパフォーマンスで人気。『Vol.4』では、ジョニーが男性初の“スター”として登場する予定と報じられている。

そのほか出演者には、リアーナ自身をはじめ、『シャン・チー／テン・リングスの伝説』（2021）のシム・リウ、『ブラックパンサー／ワカンダ・フォーエバー』（2022）のウィンストン・デューク、モデル・俳優のカーラ・デルヴィーニュ、『Zola ゾラ』（2020）のテイラー・ペイジ、「アボット・エレメンタリー」（2021-）のシェリル・リー・ラルフ、「Empire 成功の代償」（2015-2020）のタラジ・P・ヘンソン。音楽界からはアニッタ、バーナ・ボーイ、ドン・トリバー、マックスウェルのパフォーマンスも予定されている。

ジョニーは元妻のアンバー・ハードに対するドメスティック・バイオレンス疑惑のため、長らく裁判で争ってきたが、2022年6月にハードを相手取った名誉毀損裁判で勝訴。2020年には『ファンタスティック・ビースト』シリーズを降板していたが、今後は『ジャンヌ・デュ・バリー（原題）』のルイ15世役で映画に復帰、またイタリア人画家・彫刻家のアメデオ・モディリアーニを描く『モディリアーニ（原題）』で監督業にも再挑戦する予定。今回の『サヴェージ X フェンティ・ショー』出演も、自身の完全復活に向けた大きなステップになるとみられる。

しかしながら、ジョニーに対する一部からの風当たりがいまだ強いのも現実だ。ショーへの出演が報じられるや、サヴェージ X フェンティの公式Instagramにはジョニーの出演シーンをカットするよう求めるコメントがなされたり（ただし出演を支持するコメントも多い）、Twitterではブランドのボイコットを求めるハッシュタグ運動が起こったり、過去にサヴェージ X フェンティとコラボレートしたイヤーズ＆イヤーズのオリー・アレクサンダーが「二度と着ない」と宣言したりと、リアーナ側を批判する動きも見られる。

果たして、ジョニーはどのような形で姿を見せるのか。『サヴェージ X フェンティ・ショー Vol.4』は、2022年11月9日（米国時間）よりAmazon Prime Videoにて全世界独占配信。

Sources: The Hollywood Reporter, CNN