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地下鉄の乗客の似顔絵で大ブレイク、デヴォン・ロドリゲス日本独占インタビュー ─ 「あなたの情熱を追い続けて」

デヴォン・ロドリゲス Devon Rodriguez 日本独占インタビュー
©︎ THE RIVER

CRAZY IN TOKYO

日本のアートを好むデヴォンの身体には、漢字や和彫のタトゥーがあちこちに入っている。「日本には憧れがありました。インターネットで街の雰囲気やネオンライトをよく見ていて。すごく良い雰囲気だなと、いつか行ってみたいと思っていたんです」。

デヴォン・ロドリゲス Devon Rodriguez 日本独占インタビュー
©︎ THE RIVER

日本滞在中、デヴォンはあちこちを周り、街を描いた。これまでといえば鉛筆や油絵で人物を描いてきたが、新たに水彩による風景画のシリーズを始めている。「日本は完璧な環境。例えば夜の渋谷です。暗闇とネオンライトの対比……。こういう景色は、今まで見たことがなかった。光とそのコントラストが大好きなので、ぜひ水彩で描きたい」。デヴォンは、描きあげたばかりの東京の繁華街の水彩画を見せてくれた。ほかに富士山も描きに出かけたという。

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ニューヨークからはるばる、14時間のフライトを経てやってきた。「離れた地だから、僕のことなんて誰も知らないだろうと思っていました」。だが、街を歩くと「デヴォンだ!」と声をかけられ、写真をせがまれた。「日本でこんなことが起こるなんて!」

この日、デヴォンは新宿の路上でミート・アンド・グリートを開催した。事前告知はInstagramのストーリーのみ。時間と住所だけを書いたところ、「行きます」というファンからのDMが、100件ほど届いた。

筆者はそのままミート・アンド・グリートに同行した。現場に到着すると、すでに200人ほどのファンが集まっている。登場したデヴォンがあっという間に囲まれると、たくさんのプレゼントと、スマホのカメラが向けられた。

集まったファンは、性別も年代も様々だ。流暢な英語で、一生懸命な英語で、一人一人がデヴォンに応援と感謝の言葉を伝えている。「ありがとう、ありがとう」とデヴォンは笑顔で応え、記念撮影に応じていく。

あまりの人だかりに、本人に近寄ることもできないほどだった。小学生の女の子が母親と訪れていた。ぴょんぴょんと跳ねながら、デヴォンを視界に収めようとする。「ママ!見えた!いま頭が見えたよ!ほら、そこ!こっちに近づいてきてるよ!」

結局デヴォンは、1時間強かけてファンとの交流を終えた。ブランド『Keep Smiling』のパーカーを着て訪れた女性ファンもいれば、この日のためにわざわざハワイから駆けつけたファンもいた。“This is crazy”と、デヴォンはずっと信じられない様子で驚いていた。

Writer

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中谷 直登Naoto Nakatani

THE RIVER創設者。代表。運営から記事執筆・取材まで。数多くのハリウッドスターにインタビューを行なっています。お問い合わせは nakatani@riverch.jp まで。

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