Menu
(0)

Search

未完の『ダイバージェント』シリーズ、完結編は現在も「製作保留」 ─ いまや超豪華キャスト、再集結の可能性いかに

ダイバージェント FINAL
Supplied by LMK 写真:ゼータ イメージ

SFアクション映画『ダイバージェント』シリーズは、2014年に第1作『ダイバージェント』が好調な滑り出しを見せて以来、3作品が製作されながら、いまだ完結を迎えていない(2020年6月現在)。3部作の前編として製作された『ダイバージェント FINAL』(2016)を最後に、後編の企画が凍結してしまったのだ。

ファンの間では完結を求める声もある本シリーズだが、プロデューサーのダグラス・ウィック氏は、米ComicBook.comにて「無期限保留です。急ぎのお知らせはありません」と明言。『FINAL』の米国公開から4年以上が経過した今も、状況は好転していないことを明らかにした。

『ダイバージェント』シリーズは、『ハリー・ポッター』や『トワイライト』『ハンガー・ゲーム』シリーズなどがヒットするさなか、ベロニカ・ロスによる同名ヤングアダルト小説を映画化したもの。第1作の公開翌年、2015年に続編『ダイバージェントNEO』が、さらにその翌年に『FINAL』が公開されるというハイペースぶりを見せつけたが、作品の評価は伸び悩み、『FINAL』の興行収入も非常に厳しい結果にとどまったことから、第4作の企画が凍結される事態となっていた。

当初、製作のライオンズゲートは2017年3月に第4作を劇場公開する予定だったが、劇場公開作ではなくテレビ映画にする、ドラマシリーズとして展開するなど、さまざまな代替案を模索していた。しかし、主演のシェイリーン・ウッドリーは2016年9月に「テレビには契約していない、関心がない」と発言。その後、2017年2月には「テレビには出ない」と口にしたこともあり、こちらの可能性も事実上絶たれている。

もとより『ダイバージェント』シリーズには、脚本や演出に対する評価とは別に、充実したキャスティングと俳優陣の演技によって人気を集めてきた側面があった。シェイリーンのほか、シリーズの出演者には『セッション』(2014)マイルズ・テラーや『ベイビー・ドライバー』(2017)アンセル・エルゴート、『IT/イット』ペニーワイズ役のビル・スカルスガルド、『ザ・バットマン(原題)』キャットウーマン役のゾーイ・クラヴィッツのほか、ケイト・ウィンスレット、ナオミ・ワッツ、オクタヴィア・スペンサー、ジェフ・ダニエルズといった、今になってみれば非常に豪華な顔ぶれが集っていたのである。もはや出演料のために続編が難しい側面さえあるのではないかと、少々勘繰りたくもなってしまうのだ。

シェイリーン・ウッドリー、最新作はこちら

Sources: ComicBook.com, Screen Rant, Vanity Fair

Writer

稲垣 貴俊
稲垣 貴俊Takatoshi Inagaki

THE RIVER編集部。「わかりやすいことはそのまま、わかりづらいことはほんの少しだけわかりやすく」を信条に、主に海外映画・ドラマについて執筆しています。劇場用プログラムや各種媒体への寄稿なども喜んで承りますので、お気軽にお尋ねください。お問い合わせは inagaki@riverch.jp まで。

Ranking

Daily

Weekly

Monthly