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【ネタバレ】『ドント・ルック・アップ』レオナルド・ディカプリオ、メリル・ストリープのアレに反対だった

ドント・ルック・アップ
Netflix映画『ドント・ルック・アップ』2021年12月24日(金)より独占配信開始

この記事には、『ドント・ルック・アップ』のネタバレが含まれています。

『ドント・ルック・アップ』は、地球を崩壊させる規模の彗星が迫っていることを知ったふたりの天文学者による社会風刺コメディ。メリル・ストリープが演じるのは、ストーリーのキーパーソンとなるオーリアン大統領で、天文学者から地球崩壊の危機を報告されるも、従順な息子・補佐官と共に聞く耳を全く持たず、選挙のことばかりを気にかけているというブラックユーモアにあふれたキャラクターだ。

この度、レオナルド・ディカプリオが反対の意を示したという場面は、オーリアン大統領が最後にとある場所で目覚め、神秘的な世界を全裸で歩き回るミッドクレジットシーンだ。監督・脚本を務めたアダム・マッケイは、The Guardianのインタビューにて「彼女は大胆不敵です」としながら、同シーンは、「ボディダブル」だったことを明かしている。ボディダブルとは、映画などの撮影で使われる替え玉俳優のことを指し示す言葉で、劇中に裸で登場したのは、ストリープ本人ではなかったということだ。監督いわく、それでもディカプリオは不満を抱えていたのだという。

「レオはメリルのことを映画の王族のように見ています。王族というのは褒め言葉ではないかもしれませんけど。とにかく映画の歴史の中で特別な存在として見ているのです。タトゥーが背中の下に入っていて、一瞬裸で歩いている彼女の姿を見たみたいで、それが気に入らなかったようです。“あれを見せる必要はあるんですか?”と聞かれたので、“オーリアン大統領であって、メリル・ストリープではありません”と返したんです。」

気になるストリープのリアクションはというと、「話題にさえあげなかった」と監督が説明している。ディカプリオはなぜそこまで反対的だったのか。IndieWireの見解によると、『マイ・ルーム 』(1996)にてふたりは親子役として共演しており、それが関係して、ディカプリオはストリープの裸姿に対して違和感を覚えたのではないかとのことだ。何にせよ、良い意味で皮肉に満ちあふれた場面に仕上がっていたと言えるだろう。

Netflix映画『ドント・ルック・アップ』は、2021年12月24日(金)より独占配信開始。一部劇場にて公開中。

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Source: The Guardian , IndieWire

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Minami

THE RIVER編集部。「思わず誰かに話して足を運びたくなるような」「映像を見ているかのように読者が想像できるような」を基準に記事を執筆しています。映画のことばかり考えている“映画人間”です。どうぞ、宜しくお願い致します。

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