マッツ・ミケルセン暗黒極彩ファンタジー『Dust Bunny』予告編で大人の色気と少女の同道 ─ 「ハンニバル」製作者と夢の再タッグ

この映画、絶対、好きなやつ。マッツ・ミケルセンが色気のある前髪を垂らしながら、少女を襲うモンスター殺しに繰り出すダーク・ファンタジー・アクション『Dust Bunny(原題)』米予告編映像が公開された。
「ハンニバル」の製作者ブライアン・フラーが長編映画デビューを果たした作品としても要注目。共演には『エイリアン』シリーズのシガニー・ウィーバー、『アントマン』シリーズのデヴィッド・ダストマルチャンだ。
ベッドの下に潜むモンスターに家族を食べられたと信じる少女オーロラが、“好奇心旺盛な隣人”に助けを求める物語。ところが、その隣人の正体は腕利きの殺し屋で、少女の両親が自分を狙う暗殺者グループによって誤って殺された可能性があると確信する。彼は少女の安全を最優先に、共に“モンスター”に立ち向かうことを決意するのだが……。
「何を見たんだ?」いきなり大人の色香を漏らしながら、マッツはソフィー・スローンが演じる少女オーロラに尋ねている。「モンスター。ベッドの下にいる」。「ご両親はモンスターになんと?信じているのか?」と確認すると、「そうです」と少女。彼女の記憶に両親の断末魔が蘇る。どうやら、両親はこのモンスターに喰われてしまったらしい。
「これでモンスターを殺してくれますか?」とオーロラは札束を差し出すが、その束は1ドル紙幣と小銭。少女がありったけ集めた資金なのだろう。「なぜ私がモンスターを殺す?」「殺してきたんでしょ?たくさん」……。
マッツはシガニー・ウィーバーが演じる女性に本件を相談しつつ、調査を開始する。「モンスターは君の両親を食べたわけではない。ヒトの仕業だ。私を殺しにきた」。少女の話が自身に関係すると気づいたマッツは、殺し屋道具と駆使しながら、少女と共に危険な戦いへと身を投じていく。「なぜモンスターは君の両親を襲った?何か見てはいけないものを見たのか?」
ダークな世界観を基調に、極彩色の火花が飛び散る美しく妖しいファンタジー。『ポーラー 狙われた暗殺者』(2019)のような、マッツのクール・アクションが思う存分堪能できそうだ。
マッツのファンはウットリ虜になるに違いない映画『Dust Bunny』は2025年12月5日に米公開。日本公開は祈りながら待とう。
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