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「ブレイキング・バッド」続編映画、事前にドラマ版の鑑賞必須 ─ 「観ていない人に説明するため、ペースを落とすことはしない」

ブレイキング・バッド
Courtesy of Netflix

大ヒットドラマ「ブレイキング・バッド」(2008-2013)の続編映画『エルカミーノ: ブレイキング・バッド THE MOVIE』が、2019年10月11日(金)よりNetflixにて独占配信される。ほとんど誰も予想しなかった続編は、「ブレイキング・バッド」の主人公である化学教師ウォルター・ホワイトの元生徒でビジネスパートナーのジェシー・ピンクマンが、シリーズの完結後を舞台に「監禁からの劇的な脱出を経て、未来のために過去と向き合う」物語だ。

「ブレイキング・バッド」とスピンオフドラマ「ベター・コール・ソウル」(2015-)を手がけ、『エルカミーノ』の脚本・監督を務めたヴィンス・ギリガンは、本作を「ブレイキング・バッド」ファンに向けて作ったことを強調している。米The Hollywood Reporterにて、ギリガンはこう語ったのだ。


(放送開始から)12年経って、まだ『ブレイキング・バッド』を観ていない人なら、きっとこれから見始めることもないでしょう。もし(ドラマを)観てもらえていれば、今回の映画をある程度は楽しんでもらえると願っていますよ。(観ていなければ)しっかりと楽しめないことは間違いないと思っています。『ブレイキング・バッド』を観ていない人に対して、何かを説明するために作品のペースを落とすことはしていません。脚本を書き始めたころは、“両方やる方法もあるんじゃないか、説明のしかたがあるかもしれない”と思っていたんですけどね。確かに方法はあったのかもしれませんが、そこからは離れていきました。」

ギリガンは「ブレイキング・バッド」の完結前から続編について思い描いていたが、「どうすればいいのか分からなかったので、誰にも何も言わなかった」とのこと。のちにジェシーの“その後”について考え始め、シリーズが10周年を迎えた2018年、約5分の短編映画として企画が動き始めたという。しかし、いまや本作はNetflixを代表する注目作となり、その製作費も、ギリガンが過去に手がけたドラマのエピソードをすべて上回るとされている。

ブレイキング・バッド
Courtesy of Netflix

『エルカミーノ』は徹底した秘密主義のもとで製作が進められ、ストーリーはもとより、出演者もほとんど明らかになっていない。ジェシー・ピンクマン役のアーロン・ポールはもちろん、友人スキニー・ピート役のチャールズ・ベイカー、同じく友人バジャー役のマット・L・ジョーンズが再登場するほか、シリーズからは10人以上のキャラクターが復帰しているそう。ちなみに、「ベター・コール・ソウル」ソウル・グッドマン役のボブ・オデンカークは撮影に参加したことを認めている。

なお、主演のアーロンは『エルカミーノ』について「大満足してもらえると思います」と自信を示している。もっとも、「ブレイキング・バッド」の続編を作るというアイデアはいささか信じがたかったようで、今回のインタビューでは「ヴィンスと脚本家たちは素晴らしい結末を書いたと思っていたので、なぜぶち壊してしまうのかと思った」と率直に発言。しかしヴィンスと話し合いを重ねる中で、「一緒に火中に飛び込みたくなった」そう。「僕は彼をすごく信頼しているし、彼に頼まれたことはなんでもやりたいんです」。

Netflixオリジナル映画『エルカミーノ: ブレイキング・バッド THE MOVIE』は2019年10月11日(金)全世界独占配信。まだ「ブレイキング・バッド」を観てない人は、なんとか予習の時間を確保して!

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Source: THR

Writer

稲垣 貴俊
稲垣 貴俊Takatoshi Inagaki

THE RIVER編集部。「わかりやすいことはそのまま、わかりづらいことはほんの少しだけわかりやすく」を信条に、主に海外映画・ドラマについて執筆しています。国内舞台作品の執筆・創作にも携わっています。ビリー・アイリッシュのライブに行きたい。お問い合わせは inagaki@riverch.jp まで。

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