エルヴィス・プレスリー伝記映画、主演俳優の候補が判明 ─ アンセル・エルゴート、ハリー・スタイルズ、マイルズ・テラーほか

“キング・オブ・ロック”エルヴィス・プレスリーと、そのマネージャーであるトム・パーカーを描く伝記映画(タイトル未定)で、エルヴィス役を演じる俳優の候補が絞り込まれつつあるという。米Deadlineが報じた。
かねてより、マネージャーの「パーカー大佐」ことトム・パーカー役には、『ペンタゴン・ペーパーズ 最高機密文書』(2018)『ハドソン川の奇跡』(2016)などの名優トム・ハンクスが出演交渉に入ったと伝えられている。エルヴィス役には新人俳優が起用されるとされていたが、このたび名前が挙がっているのは、いわゆる“新人俳優”のイメージとはやや遠い顔ぶれだ。
まず一人目は、『ベイビー・ドライバー』(2017)で一躍注目されたアンセル・エルゴート。スティーブン・スピルバーグによる傑作ミュージカルの再映画化『ウエスト・サイド・ストーリー(邦題未定、原題:West Side Story)』にも起用されているだけに、歌とダンスのパフォーマンスは申し分ないだろう。二人目は、『セッション』(2014)『オンリー・ザ・ブレイブ』(2017)のマイルズ・テラー。報じられている候補者のうち、エルヴィスのビジュアルに最も近いのはマイルズかもしれない。
続いて三人目は、クエンティン・タランティーノ最新作『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』(2019年8月30日公開)に出演する注目株オースティン・バトラー。俳優&歌手として活躍し、テレビドラマへの出演経験も豊富だ。そして最後が、ワン・ダイレクションのメンバーであるハリー・スタイルズ。『ダンケルク』(2017)で俳優デビューを飾ったハリーが、次にエルヴィスを演じるとなれば注目度は抜群だろう。
本作の脚本・監督は、『ロミオ+ジュリエット』(1996)や『ムーラン・ルージュ』(1999)、『華麗なるギャツビー』(2013)のバズ・ラーマン。すでに候補者のオーディションは進められており、配役は来週(2019年7月7日以降か)にも決定されるという。アンセル、マイルズ、オースティン、ハリー、あなたは誰の演じるエルヴィス・プレスリーを観てみたい? 結果は遠からず到着する続報を待とう。
Source: Deadline