『イコライザー3』はイタリアが舞台、マッコールさんついに海外へ
デンゼル・ワシントンの代表作『イコライザー』シリーズの第3作、『The Equalizer 3(原題)』の舞台がイタリアとなることがわかった。米/Filmにてアントワーン・フークア監督が認めた。
『イコライザー』は人気テレビドラマ「ザ・シークレット・ハンター」(1985-1989)を原案として、元CIAエージェントのロバート・マッコールの活躍をスタイリッシュに描いてきた人気シリーズ。2014年製作の第1作では、ホームセンターの従業員であるマッコールが少女を救うためロシアン・マフィアと対決。2018年製作の第2作では、ドライバーに転職したマッコールが、CIA時代の元上官が惨殺された事件の真相を追った。
第2作が公開された2018年夏、フークア監督は第3作の実現に期待を込めて「(次回作は)世界を舞台にしたい。デンゼルは素晴らしいジェームズ・ボンド型のキャラクターになると思うから」と述べていた。イタリアを舞台にすることは、いわば当時からの悲願が叶った形だ。
「(第3作は)イタリアで撮影します。楽しくなると思いますよ。今はロケハンをしているところで、おそらくサルデーニャ島やアマルフィはどこかで登場するでしょう。小さな村、海沿いの村のようなところも探していますし、シシリアやナポリにも行くと思います。」
現時点で第3作のストーリーは明かされておらず、全編がイタリアで撮影されるのか、それとも一部の舞台がイタリアになるのかはわからない。しかし監督の言葉から想像するに、各地での撮影が計画されているようだ。なおフークアによると、第3作では「ロバート・マッコールについてもう少し明かされる」とのこと。マッコールの新たな事実が物語のカギを握るのだとも語られている。
出演者はデンゼル・ワシントンのほか、『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』(2019)のダコタ・ファニング。ふたりは『マイ・ボディガード』(2004)以来の再共演となる。脚本は『イコライザー』シリーズを手がけてきたリチャード・ウェンク。プロデューサーにはデンゼルのほか、過去作からトッド・ブラック、ジェイソン・ブルメンタル、スティーヴ・ティッシュが再就任している。
映画『イコライザー3(原題:The Equalizer 3)』は2023年9月1日に全米公開予定。
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Source: /Film, Cinema Blend