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シルベスター・スタローン『大脱出3』ホンモノの元監獄で撮影していた ─ 『ショーシャンクの空に』登場のロケ地に迫るメイキング映像

大脱出3
© 2018 GEORGIA FILM FUND 63, LLC All rights reserved.

シルベスター・スタローンの新たな代表作、『大脱出』シリーズの最新作『大脱出3』より、本作の“もうひとつの主人公”ともいうべき監獄にフォーカスしたメイキング映像が公開された。

中国全土に顧客を持つ世界的ハイテク企業の社長令嬢、ダヤが誘拐された。かつてダヤの身辺警護を務めていたシェン・ロー(マックス・チャン)は、世界唯一の脱獄のプロフェッショナルであるレイ・ブレスリン(シルベスター・スタローン)を訪ねる。誰も外に出た者がいない、謎に包まれた秘密監獄「悪魔砦」にダヤが囚われていると知ったレイは、傭兵デローサ(デイヴ・バウティスタ)とシェンと動き始めるが、レイの公私のパートナーであるアビゲイルも「悪魔砦」に拉致されてしまう。レイを罠にはめたのはレスター・クラーク・Jr。利益のためにレイを裏切り、報復を受けた元相棒の息子だった。復讐心からクラーク・Jrはレイを追い詰めていくが、その卑劣な行為にレイの怒りが爆発する……。

このたび公開されたメイキング映像では、ジョン・ハーツフェルド監督と主演のシルベスター・スタローン、デイヴ・バウティスタの3名が、最強の刑務所「悪魔砦」として使用された撮影地について語っている。1万8,580平方メートルという巨大な建築物に、4,000名の囚人が収容されていたこの場所は、アメリカ・オハイオ州にある「マンスフィールド教護院」。その暗い歴史から、恐怖や緊張感あふれる映画の撮影にうってつけであり、名作『ショーシャンクの空に』(1994)でも外観が使用された。1886年に建設が始まったマンスフィールド教護院は、建物を取り囲むように75メートルの壁があり、建物のいくつかは取り壊されているものの、独房の多くはまだ残っている。

大脱出3
© 2018 GEORGIA FILM FUND 63, LLC All rights reserved.

「『大脱出3』は、それ自体がキャラクターとなるようなロケ地で撮りたかった」と語るのは主演のスタローンだ。「作品の舞台は文字通り恐ろしい場所。暗黒の歴史を持ち、100年前の刑罰制度を彷彿とさせる。こうした建物を見たことのない人々は驚くと思います」。また、ハーツフェルド監督も「世界でもっとも素晴らしいセットです。ゴシック、バロック、そしてローマ建築の融合には度肝を抜かれるし、亡霊も連れてくる」と絶賛を送る。「独房のひとつひとつに物語がある。このロケ地ではすべての課題がプラスに転換します。苦労してリアリティや本物らしさを出そうとしなくても、本物に囲まれていますから」。本作では、監獄として登場する禍々しい建築物にもぜひ注目してほしい。

前作『大脱出2』(2018)に続き、主人公の相棒デローサ役は『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』シリーズのデイヴ・バウティスタ。シェン・ロー役は『ドラゴン・マッハ』(2015)『イップ・マン外伝 マスターZ』(2019)、そして『パシフィック・リム:アップライジング』(2018)の香港アクション俳優マックス・チャンが演じる。また、カーティス・“50セント”・ジャクソン、『シン・シティ』(2005)のジェイミー・キングが続投。「Glee/グリー」(2009-2015)マイク・チャン役、ビヨンセやジェニファー・ロペスのバックダンサーを務めるハリー・シャム・Jr.も出演する。

映画『大脱出3』は2019年9月27日(金) 新宿バルト9ほか全国ロードショー

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THE RIVER編集部THE RIVER

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