エヴァネッセンス、『ジョン・ウィック』監督が撮った新曲MV公開 ─ 「ブリング・ミー・トゥ・ライフ」以来のラップあり

2000年代洋楽ロックファンにはたまらない話題の登場だ。エヴァネッセンス(Evanescenece)より、映画『バレリーナ:The World of John Wick』の主題歌「ファイト・ライク・ア・ガール」のMVがドロップされた。監督を手掛けたのは『ジョン・ウィック』シリーズ監督のチャド・スタエルスキだ。
この楽曲でエヴァネッセンスはケイ・フレイと初コラボレーション。楽曲ではケイ・フレイがラップを炸裂させている。2003年のセンセーショナルなデビュー曲「ブリング・ミー・トゥ・ライフ」で12 STONESのポール・マッコイが刻んだシャウトラップを彷彿とさせるようだ。儚げなピアノのイントロも同曲を思わせる。
ダークな衣装をまとって夜に集ったバンドは、映画『バレリーナ:The World of John Wick』のハードな世界観を継承。クライマックスになるとドラムセットを炎のリングで武装し、雨が降りしきる中で力強いプレイを展開する。
これはチャド・スタエルスキのこだわりだ。「僕はMTVの初日から見ている」と米Varietyに語ると、「オールドスクールのMTVを取り戻す」と意気込んだことを明かしている。「ホワイトスネイクみたいにやるんだ!」
エヴァネッセンスのデビュー当時からの大ファンというスタエルスキが、ボーカルのエイミー・リーに直接電話で打診した。予算が厳しかったため、スタエルスキは自分で監督したいと持ち掛けると、エイミーも喜んで快諾。互いにスケジュール多忙の中、わずか5日で強行的に準備をして仕上げた。ミュージックビデオ監督に進出したスタエルスキも、このスピード仕事をずいぶん楽しんだようだ。
『バレリーナ:The World of John Wick』は2025年8月22日、日本公開。
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Source:Variety