『エクスペンダブルズ ニューブラッド』にアントニオ・バンデラスは続投できず ─ 代わりに息子キャラクターが新登場

時代を代表する最強アクションスターが集結する人気映画『エクスペンダブルズ』シリーズ。その第3作『エクスペンダブルズ3 ワールドミッション』(2014)でエリート傭兵団の仲間入りを果たしたガルゴ役のアントニオ・バンデラスが、第4作『エクスペンダブルズ ニューブラッド』に続投する予定だったことが明らかとなった。
『ニューブラッド』では、『バッドボーイズ フォー・ライフ』(2020)のジェイコブ・スキーピオが演じるガランという青年キャラクターが新たに登場する。米Comicbook.comの取材に応じたスコット・ウォー監督によると、ガランは出演できなくなってしまったバンデラスの“代役”だったのだという。
「これだけ大勢のセレブがいると、いつも俳優の確保が難しくなってしまいます。あのキャラクター(ガラン役)は、もともとアントニオのために書かれたんですが、アントニオの都合で映画に出演できなくなったんです。だけど、あのセリフやキャラクターはコメディシーンに不可欠だったから、削除はしたくありませんでした。 」
そこで監督は「“もし、これが彼の息子だったらどうだろう?”というアイデアを思いついた」という。ということは、ガランは父親譲りのマシンガントークで周りを笑わせる、コメディリリーフ的な役割を担うことになりそうだ。
もっとも、「ガランはガルゴのコピーではない」とも監督は説明している。「アントニオと同じ雰囲気を持ちながらも少し違います。彼はアントニオのコピーではありません。そこへジェイコブ・スキーピオが登場し、キャラクターに命を吹き込んでくれました。彼は映画で素晴らしい仕事してくれたと思います」と称えた。
4作目にはガラン役を演じるスキーピオに加え、イージー役でカーティス・“50セント”・ジャクソン、CIAエージェントのジーナ役でミーガン・フォックス、テロリストのリーダーであるスアルト役でイコ・ウワイス、マーシュ役でアンディ・ガルシア、ラッシュ役でレヴィ・トランが参戦し、さらにタイのアクション俳優トニー・ジャーもキャストに名を連ねる。
常連組は、主役がバーニー・ロス役のシルヴェスター・スタローンからリー・クリスマス役のジェイソン・ステイサムにバトンタッチとなり、ガンナー・ヤンセン役のドルフ・ラングレン、トール・ロード役のランディ・クートゥアーも続投。脚本はリブート版『トータル・リコール』(2012)のカート・ウィマー、「After Hours(原題)」のタッド・ダッガーハート、『バンブルビー』(2018)のマックス・アダムスが共同執筆した。
『エクスペンダブルズ ニューブラッド』は2024年1月12日(金)日本公開。
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Source:Comicbook.com