『タイラー・レイク3』脚本作業が進行中 ─ 「前2作にふさわしい脚本にしたい」とクリス・ヘムズワース

Netflix映画『タイラー・レイク ―命の奪還―』シリーズ第3弾(タイトル未定)が、ただいま脚本執筆中であることがわかった。主演・製作のクリス・ヘムズワースが明かした。
本シリーズは、裏社会の傭兵タイラー・レイクが世界各地を駆けめぐり危険な任務に挑むアクション・スリラー。ストイックなストーリーと、監督のサム・ハーグレイヴによる目を見張るアクション演出で人気を獲得し、2020年の第1作、2023年の第2作はともに優れた視聴者数を記録した。2024年5月には第3作の企画が動いていることも判明していたが、すでに具体的な作業が進められているようだ。
米Colliderの取材にて、ヘムズワースは「脚本をまとめているところ。執筆作業が進み、物語を作り上げようとしています」と現状を語った。脚本作業としてはまだ初期段階だというが、「面白く、楽しいプロセス」だという。「とにかく正しい脚本、前2作から続けるにふさわしい脚本にしたい。僕は過去の作品を誇りに思っているし、(3作目も)願わくばそうしたいから」
ヘムズワースが強調するのは、『タイラー・レイク』シリーズにおけるクリエイターたちのコラボレーションだ。監督のハーグレイヴ、プロデューサーのアンソニー&ジョー・ルッソ、Netflix、そしてヘムズワースの間には「毎回すばらしい協力関係がある」という。既報によれば、もちろん3作目にもハーグレイヴ監督が復帰することになるようだ。
現時点で『タイラー・レイク』第3作の製作・配信時期は未定。気になるのは、脚本・製作のルッソ兄弟が『アベンジャーズ:ドゥームズデイ(原題)』『アベンジャーズ:シークレット・ウォーズ(原題)』の監督に就任したことだ。2026年・2027年公開の2部作と並行し、『タイラー・レイク』シリーズの舵取りも担うことができるかどうか……。
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Source: Collider