『アントマン』ルイス役マイケル・ペーニャ、人気ファンタジードラマの映画版に主演決定 ― 人気急騰、話題作への出演つづく

映画『アントマン』シリーズで主人公スコット・ラングの友人ルイス役を演じ、一躍世界中の映画ファンに知られた俳優マイケル・ペーニャが、1978~1984年に米国で放送された人気ドラマ「Fantasy Island(原題)」の映画版で主演を務めることがわかった。米Deadlineほか複数のメディアが報じている。

ドラマ「Fantasy Island」は、“願いを叶えてくれる島”を舞台に、あらゆる葛藤を抱えた旅人が島で不可思議な現象を体験していくストーリー。ダークなテーマをはらんだファンタジー作品として高い人気を博した。映画版でペーニャが演じるのは、島や訪問者を見守るミスター・ローク役。ドラマでこの役柄を演じたのは、映画『スター・トレックII カーンの逆襲』(1982)でカーン役を演じたリカルド・モンタルバンだった。
放送終了から約35年を経ての映画化企画を主導するのは、『パラノーマル・アクティビティ』シリーズや『スプリット』(2017)、『ゲット・アウト』(2017)など低予算のスリラー/ホラー映画を数多く手がけてきたジェイソン・ブラム率いるブラムハウス・ピクチャーズ。脚本・監督・製作総指揮は『キック・アス ジャスティス・フォーエバー』(2013)や『トゥルース・オア・デア ~殺人ゲーム~』(2018)のジェフ・ワドロウが務め、共同脚本には『トゥルース・オア・デア』を執筆したジル・ジェイコブズ&クリストファー・ローチが名を連ねた。
ちなみにドラマ「Fantasy Island」には、ミスター・ロークの相棒としてタトゥーというキャラクターも登場した。これらのキャラクターやストーリーがどのようなものになるのか、詳細は2018年10月9日時点では判明していない。
近年、マイケル・ペーニャは『アントマン&ワスプ』(2018)のほか、クリス・ヘムズワース主演『ホース・ソルジャー』(2018)、主演を務めたSF映画『エクスティンクション 地球奪還』(2018)、クリント・イーストウッドの監督・主演作品『The Mule(原題)』(2018)、そしてNetflixオリジナルシリーズ「ナルコス:メキシコ」(2018年11月16日配信)などの話題作に相次いで出演。いわば“大ブレイク”を果たした形だ。シリアスな役柄からコミカルな演技まで、幅広い表情に今後も期待したい。
映画『Fantasy Island(原題)』の撮影・公開時期は不明。
Sources: Deadline, Variety
Eyecatch Image: Photo by Richard Sandoval Remixed by THE RIVER