『ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密』ユーラリーが必要な理由、キャストが解説 ─ 「黒人女性の鑑」とジェシカ・ウィリアムズ

日本で大ヒットを記録中の魔法ワールド最新作『ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密』より、ニュートたちのデコボコチームに新たに加わった呪文学の教師、ユーラリーをフィーチャーした特別映像が公開された。
映像では、ユーラリーを演じるジェシカ・ウィリアムズをはじめ、主人公ニュートを演じるエディ・レッドメイン、唯一のマグル(非魔法族)のジェイコブ役ダン・フォグラーらが、ユーラリーというキャラクターの魅力、そして彼女が魔法ワールドとデコボコチームからどれだけ必要な存在なのかが語られている。
ユーラリーは、ティナやクイニーの母校でもある米イルヴァーモーニー魔法魔術学校の呪文学教師。『ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生』(2018)では、「賢者の石」を創った錬金術師ニコラス・フラメルにグリンデルバルドと戦うニュートらを助けるように助言した。陰ながらニュートとダンブルドア先生をサポートしてきた重要人物なのだ。
最新作ではいよいよ本格的に登場し、呪文学教師らしい「本」を使った幻想的な魔法や、明るくチャーミングな性格で個性豊かなデコボコチームのムードメーカーとなるなど、大活躍を見せている。ユーラリーを演じるウィリアムズも「ユーラリーは、事の重大さを分かっているからダンブルドアに信用され、頼りにされている。はっきり物を言うし、意識が高く自立心があって、当時の黒人女性の鑑(かがみ)だと思います。ひょうきんで素直なところもあるし、驚くほど聡明です」と分析するように、聡明な魔法使いだ。
ウィリアムズが「ハリー・ポッター」魔法ワールドに足を踏み入れ、作品に参加するのはこれが初だが、ファンとしてJ.K.ローリングの世界に魅了されてきた歴史は長い。「小さいころから『ハリー・ポッター』の小説を愛読してきました。みごとなストーリーはもちろんだけど、だれもが魔法を使えるという作品のメッセージに夢中になりました。だから『ファンタスティック・ビースト』シリーズに参加できて夢みたい」と話すウィリアムズを、デイビッド・イェーツ監督も「ジェシカを魔法ワールドの一員に迎えることができてよかったです。俳優兼コメディアンでもあるジェシカは撮影現場のムードメーカーで、ユーラリーという役をパワフルに演じてくれました」と語っている。
2022年4月13日にはエディ・レッドメインと共にハリウッド超大作ではコロナ禍以降初となる来日を果たし、来日記念パーティーではファンとの対面を果たしたウィリアムズ。誰も全貌を知らないダンブルドア先生による、5つの魔法のトランクに隠された「秘密の作戦」、それを遂行しようと紆余曲折するデコボコチームの勇姿を映画館で見届けよう。
『ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密』は公開中。
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