『ファンタビ』日本進出のプッシュを「約束します」とユーラリー役 ─ 『ダンブルドアの秘密』でどう活躍する?【単独インタビュー】

魔法ワールド最新作『ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密』の公開がいよいよ目前となってきた。シリーズ第3作にして物語が最高潮を迎える本作では、第2作『ファンタスティック・ビーストと黒い誕生日の誕生』(2018)で“カメオ登場”したキャラクターが大活躍を見せることになる。アメリカのイルヴァーモーニー魔法魔術学校で呪文学を教えるユーラリー・“ラリー”・ヒックスだ。
前作でユーラリーは、賢者の石を造った“錬金術師”ニコラス・フラメルとのシーンで登場した。ニュートたちに迫る危機を水晶玉に視たフラメルは、棚から書物を取り出し、ページを捲るとユーラリーが出現。ユーラリーはグリンデルバルドとの決戦に向かうよう、フラメルを後押しした。本作において、ニュートがダンブルドア先生と結成したデコボコチームの一員として行動するユーラリーは、どのような活躍を見せるのか。呪文学に長けた彼女ならではの動きに期待したいところだ。
このたびTHE RIVERは、ユーラリーを演じたジェシカ・ウィリアムズに単独インタビューを実施した。映画『天下無敵のジェシカ・ジェームズ』(2017)などで知られるジェシカは、コメディ分野で活躍してきた役者。取材には自宅から、まるで友人と話すようなラフな振る舞いで応じてくれた。『ハリー・ポッター』の原作ファンにして、ハリー・ポッターと同じ誕生日という運命的なジェシカ、溢れんばかりの『ファンタビ』愛を語ってくれている。また、筆者にはとある約束もしてくれた。

ジェシカ・ウィリアムズ 単独インタビュー
── こんにちは、日本のTHE RIVERです。
(筆者の名前を呼びながら)こんにちは。元気ですか?お招きありがとう!
── いえいえ、『ファンタビ』が遂に帰ってきますね!
フゥ!
── 今はどんなお気持ちですか?
いや、もう、すっごくワクワクしてます。(撮影が)終わったのが、1年以上前で。撮影中はグリーンバックで魔法のシーンを撮っていて、その時は“大丈夫、ちゃんとポスト(・プロダクション)で(魔法は)起こるから!心配ないよ”って感じだったんです。そういうこともあって、すごく楽しみにしています。
この前やっと、CG込みのバージョンを観ることができたんです。観る前は、グリーンバックだったこともあって、どんな映画になっているのか全く想像もつきませんでした。まるで身ごもってきた赤ちゃんをようやく外の世界に出す準備ができたような、そんな感覚でした。
── 期待が高まりますね。厳密には本作が2度目の出演ですが、ついにユーラリーが本格登場です。あなたは『ハリー・ポッター』の大ファンだそうですが、活躍が増えると言われたときは、どんな気分でしたか?
オーマイガー、です。当時は泣き出しちゃったっけな。とにかく現実には思えませんでした。小学3年生の時に『ハリー・ポッター』を読み始めていたので、すごく大切な存在なんです。(腕の裏側を見せながら)ここに、ずっと前に入れた『ハリー・ポッター』のタトゥー※があるんです。(出演が決まった時は)号泣しましたし、人生の中でも数少ない「最高!」な瞬間でした。すごくラッキーでしたし、魔法ワールドの一員になれるなんて信じられませんでした。“もし私がこの世界に生きていたら、どんな魔女になったかな”って夢見ていたんですよ。そしたら本当にそれが叶ってしまったんです。
※△、◯、横棒(─)で構成されたもの。まるで縦一列に死の秘宝のマークを分解したようなタトゥーであった。
