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【ネタバレ】『ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密』サントスさんについて ─ 鳴り止まぬ「サントス」コール

ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密
© 2022 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved. Harry Potter and Fantastic Beasts Publishing Rights ©J.K.R.

この記事には、『ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密』のネタバレが含まれています。

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サントスサントス、サーントス!

国際魔法使い連盟のリーダー選挙に出馬していた、ブラジル代表の魔法使いであるヴィセンシア・サントス。劇中ではキャンペーンやパレードの様子が描かれたが、支持者たちの「サントスサントス、サーントス!」との妙に耳馴染みの良いコールが頭から離れない、という方も多いのでは。

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サントスは本作が初登場であるキャラクターであり、さらに本記事時点ではまだアメリカ公開前であるためか、彼女に関する情報は多くない。そこで、劇中での展開を中心にご紹介しよう。

中国代表のリウ・タオと共に儀式に挑んだサントス。時の議長であったアントン・フォーゲルは、どうせグリンデルバルドは敗れるのだからと彼の追加出馬を認めたが、実はグリンデルバルド側のグル。死亡した偽のキリンを使ってグリンデルバルドを選ばせたが、駆けつけたニュート・スキャマンダーやバンティによって本物のキリンが差し出され、儀式は仕切り直しとなった。

するとキリンは聴衆の中にいたダンブルドアを指名。ダンブルドアはこれを謙虚に辞退する。続いてキリンが選んだのがサントスだった。こうして熱狂的な支持者たちのサントスコールも報われ、彼女は晴れて連盟議長となったのだ。

劇中でサントスの人となりや政治信念が多く語られることはなかったが、儀式後にグリンデルバルドの術で苦しめられていたジェイコブを救った姿が印象的だ。魔法使いとして実力者であるだけでなく、マグルにも平等の尊厳を与える、慈悲深い人物なのだろう。そもそもキリンが選んだ者なのだから、高潔な精神の持ち主であることは間違いない。

ちなみに2014年のクィデッチのブラジル代表チームに、ラファエル・サントスという選手がいるらしい。彼は7月4〜5日のワールドカップ準決勝アメリカ戦に出場し、ブラジル側に勝利をもたらしている。ポジションはバットを持つ「ビーター」。このラファエルはヴィンセンシア・サントスの家系であるとされている。

ヴィンセンシア・サントスを演じたのはブラジルの俳優マリア・フェルナンダ・カンディド。これまで主にブラジルの作品に出演しており、本作『ダンブルドアの秘密』が初の国際作品。Instagramでは、リオデジャネイロでの本作公開を祝福している。

さて、サントスは本作後の魔法界を良き世界へと導いてくれるだろうか。彼女のリーダーシップを信じて委ねよう。サントスサントス、サーントス!

Source:Pottermore(Harry Potter Wiki)

Writer

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中谷 直登Naoto Nakatani

THE RIVER創設者。代表。運営から記事執筆・取材まで。数多くのハリウッドスターにインタビューを行なっています。お問い合わせは nakatani@riverch.jp まで。

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