『ファイナルファンタジー』米で実写ドラマ化決定 ─ シドとチョコボも登場へ

大人気RPGシリーズ『ファイナルファンタジー』が、ついに実写ドラマ化を果たすことが明らかになった。米Deadlineが報じている。
ソニー・ピクチャーズ・テレビジョンが、スクウェア・エニックス、映像制作会社のHivemindと共同で制作する。Hivemindは、同じく人気ゲーム原作の実写ドラマ『The Witcher(原題)』も手がけている。
物語の舞台は、『ファイナルファンタジー XIV』のエオルゼアで、ドラマのオリジナル・ストーリーが描かれる。シドやチョコボのほか、魔法や飛行艇といったゲームでお馴染みの要素も登場するという。
映画ではなくTVドラマ化となることについて、Hivemindのジェイソン・ブラウン氏は「『ファイナルファンタジー』の持つ驚異的な深みと洗練されたテーマ、そして比類なきイマジネーションを捉える上で理想的なメディア」と語る。ソニー・ピクチャーズ・テレビジョン共同社長のクリス・パーネル氏は、「『ファイナルファンタジー XIV』のエオルゼアは、ファイナルファンタジー長年のファンにとっても初心者にとっても完璧な入り口」であり、番組では「どこまでも魅惑的な現象である神話を創り出した全ての要素を迎え入れて具現化していく」と意気込みを語った。
『ファイナルファンタジー』の映像作品といえば、2001年に世界初のフル3DCGで映画化を果たしている。実写作品としては、日本で『劇場版ファイナルファンタジーXIV 光のお父さん』(2019)としてゲームをモチーフにした作品が公開されているが、ゲーム世界そのものを実写化するのは初。
Source:Deadline