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【ネタバレ】『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』、PS4ゲームの影響はいかに ─ 監督、プライベートのゲーム中もミステリオに向き合う

Marvel's Spider-Man(スパイダーマン)PS4ゲーム
© 2018 MARVEL ©Sony Interactive Entertainment LLC. Developed by Insomniac Games, Inc.

この記事には、『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』のネタバレが含まれています。

あのシーンの真相は?

ゲーム『Marvel’s Spider-Man』とよく似た光景が見られるのは、映画のラストでスパイダーマンがニューヨークの街をスイングするシーンだ。スパイダーマンはスマホを取り出して空中でピースサインを作りながらセルフィーを撮影するが、この写真が『Marvel’s Spider-Man』のフォトモードで撮影できるものとよく似ているのである。もしかして、ファンだけが分かるイースターエッグとして計画されていたのだろうか。

IGNにジョン・ワッツ監督が答えたところによれば、どうやら特別な意図はないようだ。「あのゲームをやり始めたのは、撮影に入ってからでしたから。しかも、ある週末のお休みにプレイしただけでした。」つまるところ、スパイダーマンがニューヨークの街でスイングしながらセルフィーを撮るというアイデア自体は、ゲームとは関係なく予定されていたものらしい。ただ、撮影した写真の構図がゲームの「フォトモード」で撮れるものとそっくりだったのは、本当に偶然だったのだろうか……?

監督、ゲーム中もミステリオに襲われる

ところで、ワッツ監督があまり『Marvel’s Spider-Man』をプレイしなかったのは、「『スパイダーマン』からの休憩を『スパイダーマン』で埋めることはできなかった」ためだという。気分転換のために「別のゲームを探した」というが、そこで選んだのは『ゴッド・オブ・ウォー』だったとか。

撮影を終えてポスプロ作業に入るころには、『レッド・デッド・リデンプション2』にハマっていたとのこと。「一日中編集作業に明け暮れて、家に帰ってから(ゲーム内で)シチューを食べて馬の世話をしてると、なんか凄く落ち着くんですよね。」

ちなみに『レッド・デッド・リデンプション2』には、「キャラメイク」としてキャラクターの容姿を自分で調整することができるのだが、海外では複数のユーザーより「なぜかジェイク・ギレンホール似のキャラが出来上がってしまう」との報告が相次いだことが話題となっていた。

せっかく現実逃避のためにゲームをしたいのに、ここでもミステリオが迫り来るようで、監督も少し困ったようだ。「キャラクターがジェイク・ギレンホール似になっちゃって、これだけは現実的でしたね。マルチプレイヤー・ゲームなんですけど、自分のキャラクターがジェイク・ギレンホールそっくりになっちゃう。だから、ミステリオが僕の私生活まで侵略してくるような感じでした。」

映画『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』は公開中

『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』公式サイト:http://www.spiderman-movie.jp

Source:IGN

Writer

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中谷 直登Naoto Nakatani

THE RIVER創設者。代表。運営から記事執筆・取材まで。数多くのハリウッドスターにインタビューを行なっています。お問い合わせは nakatani@riverch.jp まで。

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