クリステン・スチュワート&オスカー・アイザックがヴァンパイア映画で夫婦役 ─ 『マンディ』監督新作、アダム・マッケイ製作

『チャーリーズ・エンジェル』(2019)『スペンサー ダイアナの決意』(2021)などのクリステン・スチュワートと『スター・ウォーズ』ポー・ダメロン役や「ムーンナイト」(2022)のオスカー・アイザックがヴァンパイア・スリラー映画『Flesh of the Gods(原題)』に夫婦役で主演することが分かった。米Varietyなどが報じている。
煌びやかな1980年代のLAを舞台に、アレックス(スチュワート)とラウル(アイザック)は毎晩、豪華な超高層マンションから眩い夜の街へと繰り出す。2人は神秘的で謎めいた”Nameless(名前のない人)”と呼ばれる人物と、彼女とどんちゃん騒ぎを起こしている集団と出くわし、快楽主義とスリルと暴力に満ちた魅惑的で超現実的な世界に誘われていく…というストーリーだ。
監督を務めるパノス・コスマトスは2010年にSFホラー『ビヨンド・ザ・ブラック・レインボー』にて長編映画デビューを果たし、ニコラス・ケイジ主演のリベンジスリラー『マンディ 地獄のロード・ウォリアー』(2018)にて批評家から高い評価を博した。ヴァンパイア映画は、ゴシックホラーテイストものもからコメディ寄りのものまで多岐に渡るが、『セブン』(1995)『ザ・キラー』(2023)のアンドリュー・ケヴィン・ウォーカーが脚本を務め、『バイス』(2018)『ドント・ルック・アップ』(2021)のアダム・マッケイがプロデュースに参加している『Flesh of the Gods』は、一筋縄でいかない作品となりそうだ。マッケイも「この作品は大いに商業的であり、芸術的でもあると思います。ポップカルチャー、ファッション、音楽、映画を越えて波紋を広げる作品を作ることが我々の狙いです。どれくらい私がワクワクしているのか分かりますか?」と太鼓判を押している。
スチュワートとヴァンパイアと言えば、やはり思い出すのは大ブレイクのきっかけとなった『トワイライト』シリーズ。常に不安感に襲われていたなど出演当時の苦しい想い出を吐露することもあれば、実生活でも交際していた相手役ロバート・パティンソンについて「お互い若くて愚かだった」と冷静に振り返りつつリスぺクトを示している。インディペンデント系作品にも果敢に出演し、唯一無二の存在となったスチュワートが今、いかにヴァンパイアものを解釈するか、そしてアイザックとどんなケミストリーを生み出すか要注目だ。
『Flesh of the Gods』はカンヌ国際映画祭(2024年5月14日-25日開催)と合わせて開催される映画マーケット、マルシェ・ドゥ・フィルムに出品されることが決定している。
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Source:Variety