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【総力特集】FOXサーチライトの名作6選 ─ 設立25周年記念、心に残る1本を探して

『シェイプ・オブ・ウォーター』(2017)や『スリー・ビルボード』(2017)、『ブラック・スワン』(2010)。公開当時から目利きの映画ファンや批評家から高い評価を集め、賞レースでもすぐれた成果を残したこれらの3本には、ある共通点がある。

「FOXサーチライト・ピクチャーズ」。ハリウッド屈指の大手スタジオ、20世紀フォックスの“兄弟分”ながら、作家性の強いフィルムメーカーとのコラボレーションにこだわり、個性豊かな作品を送り出している人気スタジオだ。冒頭の3作品は、すべて同社から配給されたもの。ダニー・ボイルやウェス・アンダーソン、ギレルモ・デル・トロといったクリエイターたちも、このスタジオに信頼を寄せ、才能を存分に発揮している。

2019年、そんなFOXサーチライト・ピクチャーズが設立25周年を迎えた。THE RIVERでは、これを記念して、数えきれないほどの名作の数々から、特に注目してほしい6作をピックアップ。ジャンルも作風もさまざまだが、クオリティの高さはお墨付きだ。まだ観ていない人は、きっとこの6本から映画体験がさらに広がるはず。もう観ているという人も、名作の世界に再びどっぷりと浸かってほしい。

FOXサーチライト人気ナンバーワン
『ブラック・スワン』

ブラック・スワン
(C)2018 Twentieth Century Fox Home Entertainment LLC. All Rights Reserved.

良作揃いのFOXサーチライト作品の中でも、最も人気度が高いのがこの『ブラック・スワン』だ。恐ろしい幻覚に囚われた美しきバレリーナを見事に体現した主演ナタリー・ポートマンが大きな話題となった傑作である。

ナタリーが演じているのは、生真面目で臆病なバレリーナのニナ。かつて夢破れた母の過保護によって、まるで12歳の少女のように育てられた無垢な彼女は、ニューヨークの一流バレエ団に所属している。ライバルたちと共に彼女が憧れるのは、新しい公演『白鳥の湖』プリマ(主役)の「白鳥の女王」だ。このプリマは、美しく純心な白鳥と、情熱的な誘惑者の黒鳥の二役を演じなくてはならない。努力に一途なニナは白鳥として申し分ない実力を見せるが、母の過保護や真面目すぎる性格ゆえ性経験の乏しさが災いし、黒鳥に求められる官能を表現できない。様々なプレッシャーから、ニナは恐ろしい幻覚を見るようになる。やがて現実と悪夢の境目が濁されていき、狂気と同化するニナ。「白鳥の女王」となったニナがステージで見せるバレエに、映画の観客は恐怖し、圧倒され、心掴まれるだろう。

アカデミー主演女優賞に輝いたナタリー・ポートマンの演技は脳にこびりついて離れない。本作のため10キロ減量したナタリーの身体は、握れば砕けそうなほど華奢で繊細。嫉妬深い母のもとアダルト・チルドレンに育ったニナの哀れなほどの無垢さと、幻覚に現れる魔女のような恐ろしさを分離的に演じている。

バレリーナとしてのニナが見せる可憐さに心酔するのも束の間、彼女の病んだ精神が見せる世にも奇妙な幻想は後を引く。壁にかけられた絵画の目が一瞬動くなど、初めのうちは見間違いかと思うものだが、ニナの精神が崩壊してくにつれてより直接的になっていく。現実と妄想の区別がなくなっていく過程を白昼夢的に追体験させる、恐ろしく美しいサイコ・スリラー映画だ。近年「ストレンジャー・シングス」で再注目のウィノナ・ライダーや、まだ『アベンジャーズ』バッキー役でブレイク前のセバスチャン・スタンがチョイ役で出演している点にもご注目。

ブラック・スワン

『ブラック・スワン』
デジタル配信中/ブルーレイ&DVD発売中
発売元:20世紀フォックスホームエンターテイメントジャパン
(C)2018 Twentieth Century Fox Home Entertainment LLC. All Rights Reserved.
http://www.foxjapan.com/black-swan

FOXサーチライト作品 ソフト売上ナンバーワン
『グランド・プダペスト・ホテル』

グランド・プダペスト・ホテル
(C)2018 Twentieth Century Fox Home Entertainment LLC. All Rights Reserved.

FOXサーチライト・ピクチャーズからは数多くの名作映画がブルーレイ・DVD発売されているが、その中でもトップの売上枚数を誇るのが『グランド・プダペスト・ホテル』だ。独自の美的感覚でコアなファンを多く持つウェス・アンダーソン監督の代表作。細部までにこだわりを凝縮させた色彩、絵画的でシンメトリーの構図や、ウェス・アンダーソンらしい独特の世界観、シニカルな物語が大きな評判を呼び、映画通の間でも傑作として数えられることが多い。

物語の舞台は、ストロベリークリームケーキのようなパステルピンクの外観が美しい「グランド・プダペスト・ホテル」。1985年、1968年、1932年と、3つの時代が語られる内容になっていて、それぞれの時代ごとに画面のアスペクト比が異なっているのが特徴的だ。

中心となるのは1932年。当時、絢爛華麗の様相を呈していたホテルには、グスタヴという名の一流コンシェルジュ目当てに世界中から様々なマダムが訪れていた。彼のもとに、難民のゼロがベルボーイとして従事、2人の立場を越えた擬似親子のような絆が物語の主軸を担っていく。

グスタヴと夜の関係にあったらしい高齢常連客マダムDの突然死を契機に、その強欲な長男ドミトリーと、彼に仕える不気味な探偵ジョプリングがグスタヴとゼロに迫る。貴重な名画をグスタヴに譲るという遺言から、グスタヴは遺産目当てにマダムDを殺害したと疑われるのだ。そこからは、隅々まで美的神経を尖らせた、洋菓子か絵本のような映像の中でコミカルなドタバタ劇が繰り広げられる。

ビル・マーレイやウィレム・デフォー、エドワード・ノートンにティルダ・スウィントン、ジェフ・ゴールドブラムをはじめとするウェス・アンダーソン映画ならではの豪華キャスティングも見どころだ。ベルボーイのゼロの若年期は、『スパイダーマン:ホームカミング』(2017)でピーター・パーカーをからかうフラッシュ・トンプソン役でも知られるトニー・レヴォロリが演じている。

第87回アカデミー賞では作品賞はじめその年最多である9部門にノミネート、同じくFOXサーチライト作品である『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』と共に大きな話題となった。結果は美術賞はじめ4部門に輝いており、こちらも『バードマン』と同数の最多受賞だ。
ひとたび強烈な世界観の虜になれば、何度でもじっくり見返したくなるだろう。これがFOXサーチライト作品の中で売上ナンバーワンである理由なのかもしれない。

グランド・プダペスト・ホテル

『グランド・プダペスト・ホテル』
デジタル配信中/ブルーレイ&DVD発売中
発売元:20世紀フォックスホームエンターテイメントジャパン
(C)2018 Twentieth Century Fox Home Entertainment LLC. All Rights Reserved.
http://www.foxjapan.com/the-grand-budapest-hotel

FOXサーチライトの日本版テーマカラーの由来
『リトル・ミス・サンシャイン』

リトル・ミス・サンシャイン
(C)2018 Twentieth Century Fox Home Entertainment LLC. All Rights Reserved.

FOXサーチライト作品には、日本版テーマカラーの「黄色」をまとった重要な映画が2本ある。ひとつはアカデミー賞に音楽賞でFOXサーチライトの名前を初めて残した『フル・モンティ』(1997)。そして脚本賞・助演男優賞という主要2部門を初めて同時受賞した『リトル・ミス・サンシャイン』だ。

この温かくも切実なホームコメディを撮ったのは、ジョナサン・デイトン&ヴァレリー・ファリス監督。1980年代からミュージックビデオやCM作品を多数制作し、本作で長編映画監督デビュー。寡作ながらも確かな評価を獲得し、第2作『ルビー・スパークス』(2012)、第3作『バトル・オブ・ザ・セクシーズ』(2017)もFOXサーチライトが配給を担当した。スタジオと2人の相性の良さは十分に証明済みである。

『リトル・ミス・サンシャイン』は、どこを切ってもうまくいかない家族が、娘のミスコン出場のため、自宅のニューメキシコから会場のカリフォルニアまでを旅する物語。おんぼろの黄色いバスに乗り込むのは、成功を目指し独自の方法論を掲げる自信家の父リチャード、そんな夫を呆れて眺める母シェリル、パイロットを目指すも心を閉ざして口を利かない兄ドウェイン、家族の愛を一身に受ける妹オリーブ、恋に破れ社会的評価にも恵まれず、自殺にも失敗した、ゲイの学者の伯父リチャード、ヘロイン漬けで振る舞いは粗暴だが、オリーブを溺愛する祖父エドウィンだ。彼らはオリーブの晴れ姿を見るため、夢を叶えるために旅路を急ぐ。しかし、その道のりが平坦であるはずもなく……。

ジョナサン&ヴァレリー、脚本のマイケル・アーントは、問題を抱えた家族たちを「しょうがないなあ、もう」と言わんばかりの視線で見つめ、通じ合っているようで通じ合っていない、通じ合わないようで通じ合う心の機微をコミカルなエピソードからあぶり出した。誰かがうまくいかない時には、ほかの誰かがなんとかするし、どうにもならないような時も、みんなが集まればなんとかなるのだ。うまく走り出してくれないバスを、家族全員で押しながら発車するシーンはいかにも象徴的だろう。しかし一方で、人が競い合うこと、他者を思いやらないことの描き方は痛烈だ。そのグロテスクさを一家の前に、また観客の前にしっかりと突きつけてくる。

グレッグ・キニア、スティーブ・カレル、トニ・コレットら家族を演じた俳優たちは、役柄の弱さと優しさをにじませて笑いを誘い、観る者の胸をつまらせる。ちなみに助演男優賞を受賞したのは、祖父役を演じたアラン・アーキン。その表情やセリフの“間”の芝居から、きっと目が離せなくなってしまうはず。

リトル・ミス・サンシャイン

『リトル・ミス・サンシャイン』
デジタル配信中/ブルーレイ&DVD発売中
発売元:20世紀フォックスホームエンターテイメントジャパン
(C)2018 Twentieth Century Fox Home Entertainment LLC. All Rights Reserved.
http://www.foxjapan.com/little-miss-sunshine

FOXサーチライト初めてのアカデミー作品賞
『スラムドッグ$ミリオネア』

スラムドッグ$ミリオネア
© 2008 Celador Films and Channel 4 Television Corporation

「クイズ$ミリオネア」は、世界各国でオリジナル版が製作・放送されている、イギリスを発祥の地とする人気クイズ番組だ。日本でも、みのもんた司会で放送され、「ファイナルアンサー?」のフレーズとともに人気を博した。

FOXサーチライト作品として史上初めてアカデミー作品賞に輝いた『スラムドッグ$ミリオネア』は、インド版「クイズ$ミリオネア」に出演したスラム出身の若者ジャマールが難問に次々と正解し、高額賞金に手を伸ばしたことから、インチキの疑いをかけられてしまう物語だ。なぜジャマールはクイズに挑むことを決めたのか、そして、なぜ難問を解くことができたのか…。インドの元外交官ヴィカス・スワラップの小説『ぼくと1ルピーの神様』を映画化した本作は、ジャマールが番組の中でクイズに挑んでいく様子と、彼が刑事の取り調べを受ける様子を通じて、自分自身の人生を回想する形で進行していく。

「クイズ番組を下敷きに過去を振り返っていく」というキャッチーな構成とは裏腹に、ダニー・ボイル監督の視点は至極シリアスだ。ジャマールが警官から拷問を受ける冒頭の尋問シーンに始まり、彼が幼少期を過ごしたムンバイ(ボンベイ)のスラムの過酷さは目を見張る。ウソと暴力にあふれるスラムや、階級差別の根強く残ったインドの街中で、ジャマールと兄サリームは理不尽な現実を生き延びることに一生懸命だ。二人が身を置く環境はリアリティあふれるトーンで描かれ、画面には時に大量の砂ぼこりが舞う。暴力描写は直接的な表現も決して避けられてはいない。

それでも誤解を恐れずにいえば、『スラムドッグ$ミリオネア』は「現代のファンタジー」である。貧しく厳しいスラムから億万長者への道を駆け上がっていく、ジャマールの旅路を貫くのは、幼い頃に出会った少女ラティカへの初恋。つらく苦しい現実が目の前に横たわってもなお、ジャマールはラティカを目指して進み続けるのだ。映像派としても知られるボイル監督は、シリアスでリアルな作風の中に、恋する青年が目にする世界のきらめきも確かに写し取った。「なぜ無学の青年が難問を解けたのか?」というミステリ、主人公の恋心、そしてスラムのギャングや警官との間で繰り広げられるサスペンス。精緻に織り上げられたエンターテインメントは、ひとつの見どころであるエンドクレジットまで、観客をぐいぐいと引っ張っていく。


スラムドッグ$ミリオネア

『スラムドッグ$ミリオネア』発売中
価格:¥1,143(税抜)
発売・販売元:ギャガ
© 2008 Celador Films and Channel 4 Television Corporation

FOXサーチライト記念すべき第1作
『マクマレン兄弟』

マクマレン兄弟
(C)2019 Twentieth Century Fox Home Entertainment LLC. All Rights Reserved.

FOXサーチライト・ピクチャーズを真に語る上で、この作品の存在は欠かせない。何せ『マクマレン兄弟』は同スタジオにおける記念すべき第1作なのだ。良作にこだわるFOXサーチライトの原点はどんな映画だったのか。

『マクマレン兄弟』は、ニューヨークはロングアイランドを舞台に、人生の分岐点に悩む3兄弟を描くドラマ。その後『プライベート・ライアン』で注目を集めることになる20代のエドワード・バーンズが監督デビューを飾った。

登場するのは、長男ジャック、次男バリー、三男パトリックの3兄弟。どうやらロクでもない男だったらしい父を失い、母は故郷のアイルランドに自分を想い続けていた男がいるからと、息子たちを置いてあっさり帰郷してしまう。

愛妻家のジャックは長男として兄弟たちをまとめようとし、脚本家志望の次男バリーは女好きで、妻帯者として1人の女性に落ち着くジャックが理解できない。三男のパトリックは敬虔なクリスチャンで、神が与えた「真実の愛」を信じ、婚前の性行為は御法度。もちろん、バリーはそんなパトリックの恋愛観も分からない。

詳しい解説

飾り気のない素朴なタッチで、3兄弟の迷える姿を見守るように描き出しているのが印象的。誰しも経験し得る恋愛や結婚の諸問題に直面した兄弟たちは互いにアドバイスを贈り合いながら前進していくが、彼らの垢抜けきらない様子が見ていてもどかしくもあり、堪らなく愛おしくもある。絶妙にダメな男たちの奮闘記からは、血の通ったあたたかさが感じられるはずだ。
実はこの作品、当時TV番組の製作アシスタントとして働いていたエドワード・バーンズが、番組出演のため収録スタジオを訪れたロバート・レッドフォードを追いかけてテープを手渡し、気に入ったレッドフォードがサンダンス映画祭に出品したというエピソードがある。『マクマレン兄弟』はそこで見事にグランプリに輝き、FOXサーチライトの第1弾作品として配給契約を掴んだのだ。インディペンデント精神を貫く同スタジオらしい原点である。

マクマレン兄弟

『マクマレン兄弟』
デジタル配信中/ブルーレイ&DVD発売中
発売元:20世紀フォックスホームエンターテイメントジャパン
(C)2018 Twentieth Century Fox Home Entertainment LLC. All Rights Reserved.
http://www.foxjapan.com/brothers-mcmullen

THE RIVERのオススメ作品
『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』

バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)
(C)2018 Twentieth Century Fox Home Entertainment LLC. All Rights Reserved.

THE RIVERがFOXサーチライト作品の中で1本だけ選ぶなら? 非常に悩ましいところだが、アメコミ映画、ヒーロー映画好きの方にこそ強くお薦めしたいのが『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』だ。

主人公リーガンは、かつて『バードマン』というヒーロー映画で人気を博し、今でも実名より役柄の名前で知られる男。俳優として落ち目の彼は、再起を賭けて舞台の演出と主演に挑戦するが作品の出来はままならない。リーガンは気に入らない俳優を入れ替えるが、代役の人気俳優マイクは、才能こそあるがリーガンに食ってかかり、勝手に演出を変えるなど好き放題。共演者には同じく今回の舞台に賭ける者も、リーガンの子供を妊娠したと言い出す女優もいる。元妻との間に生まれた娘は薬物依存症。権力を握る劇評家はリーガンを見下していた。舞台の初日が迫る中、リーガンはどんどん追い込まれていく……。

リーガン役を演じたのは、『バットマン』(1989)で主演を務めたマイケル・キートン。同作のあと、順風満帆なキャリアを歩んできたとは言いがたいキートンは、リーガン役にそのまま重なり合っている。そればかりではない。マイク役のエドワード・ノートンもスタジオや監督と衝突した噂がささやかれる人物であり、劇中には俳優の実名も多数登場。業界の「リアル」が物語に取り込まれているのだ。

そんな本作で、アレハンドロ・ゴンザレス・イニャリトゥ監督は「全編ワンカット長回し」風の演出を採用。ほぼ劇場とその周辺のみで展開する全編を、カメラは舞台上から劇場の屋上、近くのバーまで自在に動き回る。追い込まれたリーガンが現実と虚構の境界を踏み越えていく様子を、決して途切れることなく追いかけていくのだ。何が現実で何が虚構なのか、全てが曖昧な世界へと観客は引きずり込まれていく。

しかし、観る者の目をくらませる構造ながら、ストーリーは「落ち目の俳優が起死回生の舞台に挑む」というシンプルな内容だ。そこに人間の承認欲求、家族とのすれ違いや世代間ギャップ、チームの人間関係、創作者の苦悩や批評家との関係、理想と実際、そして現実と虚構などのテーマが重層的に織り込まれているのが見どころである。「この世は舞台、人はみな役者」と書いたのはウィリアム・シェイクスピアだが、現実も虚構も一緒になった世界で、舞台にあえぎ苦しむ役者たちを描いた本作は、まさしく「この世」と「人」の複雑さに光を当てた一本。観るたびにきっと、新たなテーマを見つけることができるはず。

バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)

『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』
デジタル配信中/ブルーレイ&DVD発売中
発売元:20世紀フォックスホームエンターテイメントジャパン
(C)2018 Twentieth Century Fox Home Entertainment LLC. All Rights Reserved.
http://www.foxjapan.com/birdman

映画ファンなら誰もが知る話題作から、まさに“知る人ぞ知る”隠れた名作まで。FOXサーチライトのラインナップには、きっとあなたの心に深く刺さる映画が見つかるはずだ。今日、家に帰ったら何を観ようか…。ちょっと悩んだ時には、まだ見ぬFOXサーチライト作品に手を伸ばすのもオツな選択だ。

ちなみに今後、同社は『ロード・オブ・ザ・リング』『ホビット』原作者J・R・R・トールキンの前半生を描いた『トールキン 旅のはじまり』を控えている(2019年8月30日全国公開)。同作は、ある作家が創作にいそしみ、戦争など厳しい現実に直面した激動の日々を、シリアスかつファンタジックに描いた異色の伝記映画だ。FOXサーチライトには、次の25年も、個性的かつ意欲的な、観客の人生に残る一本を多数届けてくれることを期待したい。

FOXサーチライト・ピクチャーズ 公式サイト:https://video.foxjapan.com/library/searchlight/

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THE RIVER編集部THE RIVER

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