『アナと雪の女王3』はあり得るのか ─ オラフ役が考える実現のための条件とは?

世界各国で大ヒットを連発させた2013年公開の『アナと雪の女王』の記録を塗り替え、ディズニーアニメーション史上最高の世界興収を記録したシリーズ第2作『アナと雪の女王2』(2019)。米ディズニーにとっても継続していきたいであろう『アナ雪』に、さらなる続編の可能性はあるのだろうか?
これまで続編の可能性について言及してきたのは、作品の愛されキャラであるオラフ役のジョシュ・ギャッド。『アナと雪の女王』1作目に出演後は、実写映画版『美女と野獣』(2017)のル・フウ役を演じており、ディズニーとは馴染み深い。今後はル・フウとガストン(演:ルーク・エヴァンス)の『美女と野獣』スピンオフを予定しているギャッドは、『アナ雪』ユニバースの拡張についてどう思っているのだろうか。
どうやらギャッドは続編の製作自体には前向きなようで、第2作公開から半年が経過した2020年6月、第3作製作の可能性に「語られるべき物語があればいつか製作される」と私見を述べていた。そのギャッドは、『アナと雪の女王2』公開後にコロナ禍でスタートしたオラフのミニシリーズで自宅から収録に参加するほどの精力ぶりを見せ、シリーズ継続に貢献している。
それでは、2021年11月現在の気持ちはというと……?アイルランドのラジオ番組Dublin’s 98FMにて、ギャッドは再び『アナ雪3』の可能性について口を開いている。
「『アナと雪の女王3』は、それが存在する理由がなければ実現しないでしょう。製作チームの皆さんのことは心から信頼していますし、彼らのおかげで、素晴らしいアイデアが浮かばない限り作る必要はないと思える。逆に、アイデアが出てきた次の瞬間には、彼らが真っ先に“よし、やりましょう”と言うことも分かっています。ただ、今は『アナと雪の女王3』はありません。」
続編製作に対するギャッドのスタンスは、一貫して変わっていないようだ。そもそも、『アナ雪』シリーズは、2作目で完結することが『アナと雪の女王2』の公開前から監督・脚本のジェニファー・リーの口から明かされている。リー監督と同じ時期、プロデューサーのピーター・デル・ヴェッチョも「2作目より先のことは考えていません」と話していたが、その一方で「1作目を作った時は、2作目があることは知りませんでした」と、映画封切り後に続編製作の道が開けたことを語っていた。
第2作公開後、リー監督もプロデューサーのヴェッチョも、上述のオラフのミニシリーズに携わっている。2人は、決して『アナ雪』ユニバース継続に消極的なわけではないようだ。とにかく今は、ギャッドが強調する“作るべき理由”が第3作実現の鍵を握っているということだろう。
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Source: Dublin’s 98FM,Insider,RadioTimes