『アナと雪の女王3』が始動、内容に「驚嘆した」と前2作監督

世界的な大ヒットを記録し、一大センセーションを巻き起こしたディズニーアニメ映画『アナと雪の女王』シリーズ。前2作で共同監督を務めたジェニファー・リーが第3作の始動を報告し、その製作過程に「驚嘆している」と語った。米Deadlineが伝えた。
ウォルト・ディズニー・アニメーション・スタジオでチーフクリエイティブオフィサーを務め、第3作には監督で復帰しないというリーが、現在開催中のロンドン映画祭で基調講演に登壇。リーは、3作目に関する詳細について固く口を閉ざしているものの、聴衆に向かって次のようにコメントしたという。
「先週、彼ら(スタジオ)が私のために、クリエイティブチームと作業する時間を割いてくれたということは言えます。(製作に)驚嘆していて、すごくワクワクしています。まだ、自分が何をやっているのかは分かりませんが。何もしていないかもしれませんね。」
続編の製作状況にかなり興奮している様子のリー。現時点で、どのような形でリーが第3作に関わるかは分かっていないが、おそらくプロデューサーやアドバイザーとして関わるのではないかと見られる。
『アナと雪の女王』シリーズは、2013年に公開された第1作の全世界興行収入が12億8,080万ドル、2019年公開の第2作は14億5,002万ドルを記録。第1作はアカデミー賞で最優秀アニメーション作品賞と最優秀歌曲賞に輝き、第2作の主題歌「イントゥ・ジ・アンノウン」は最優秀歌曲賞にノミネートされて大きな業績を残した。
リーは前2作で脚本も兼任していたが、現時点では第3作の脚本家についても伝えられておらず、復帰する声優陣らも不明だ。『アナと雪の女王』第3作(タイトル未定)の公開時期は未定。
なお、リーはディズニーの新作アニメ映画『ウィッシュ』で脚本・製作総指揮を務めており、こちらは2023年12月15日に日本公開。
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Source:Deadline