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『マッドマックス』シリーズ新作『フュリオサ』、2024年5月にカンヌ国際映画祭で初上映か

マッドマックス 怒りのデス・ロード
© LFI/Photoshot 写真:ゼータ イメージ

『マッドマックス 怒りのデス・ロード』(2015)の前日譚スピンオフ映画『フュリオサ(原題)』が、2024年5月14日より開催予定のカンヌ国際映画祭でプレミア上映される可能性があるようだ。

この前日譚では、『怒りのデス・ロード』でシャーリーズ・セロンが扮した、丸刈り頭&義手の戦士・フュリオサの若き日が描かれる。

Varietyが報じた関係者の情報によると、ワーナー・ブラザース・ディスカバリーは『怒りのデス・ロード』と同様に、『フュリオサ』をカンヌ国際映画祭で初お披露目することを暫定的に計画しているという。しかし、この情報について同スタジオは、「単なる噂の域を出ない」と述べていたとのこと。

『フュリオサ』のプレミア上映の計画については、プロモーション活動を行うために出演キャストがスケジュールを確保できるどうかにかかっており、全米映画俳優組合のストライキが終結するまでは俳優とスタジオの交渉が不可能なため、現時点では具体的なことは決められないだろう。

一方で、カンヌ国際映画祭の責任者を務めるティエリー・フレモーはVarietyの取材にて、「カンヌでの『マッドマックス 怒りのデス・ロード』のワールドプレミアは素晴らしい思い出となりました」とコメント。「『フュリオサ』で、再び彼らを迎えられたら素晴らしいですね。特にジョージ・ミラー(監督)は、2016年に審査委員長を立派に務めてくださいましたから。彼がこの映画に取り組んでいることは存していますし、カンヌで上映されることを願っています」と発言しており、カンヌ側は『フュリオサ』を受け入れる準備は万端のようだ。

前日譚映画では、緑の地で暮らしていた幼きフュリオサが、ウォーロードのディメンタス率いるバイカー集団に誘拐され、イモータン・ジョーが支配する砦・シタデルに辿り着く。ふたりの暴君が覇権を争う中、彼女は数多の試練にさらされながら、故郷への道を求めることになる。

フュリオサ役で、「クイーンズ・ギャンビット」(2020)『ラストナイト・イン・ソーホー』(2021)のアニャ・テイラー=ジョイが主演。『マイティ・ソー』シリーズのクリス・ヘムズワースがヴィラン役で参戦し、『Mank/マンク』(2020)などのトム・バークが参加。ネイサン・ジョーンズはリクタス・エレクタス役として続投する。

映画『フュリオサ(原題)』は2024年5月24日に米国公開予定。

Source:Variety

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Hollywood

ロサンゼルスに11年在住していた海外エンタメ翻訳家/ライター。海外ドラマと洋画が大好き。趣味は海外旅行に料理と、読書とキャンプ。

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