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『マッドマックス:フュリオサ』ゲーム化するなら小島秀夫にお願いしたいとジョージ・ミラー監督

マッドマックス:フュリオサ
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狂おしき最新作『マッドマックス:フュリオサ』がいよいよ公開を迎えるジョージ・ミラー監督は、盟友である小島秀夫に同作のゲーム化を託すのはアリだと考えているようだ。

海外プレミアイベントのレッドカーペットで、『マッドマックス:フュリオサ』に基づいたゲーム化への関心を尋ねられたミラー監督。前作『マッドマックス 怒りのデス・ロード』時には、同作の世界観に基づいて制作されたAvalanche Studiosによるゲーム『マッドマックス』(2015)が発売されたが、「私が望むような出来ではなかった」と、あまり気に入らなかったことを振り返っている。

「私は、最高のものができないのなら、やるべきではないという考えです」とストイックな価値観を語るミラー監督は、そこでパッと笑顔を浮かべ、「今回ははるばる日本から来てくれた小島秀夫と話しているんです」と嬉しそうに小島の名前を持ち出し、「もし彼がやってくれるなら」と、ゲーム化するなら小島に託したい願いを話した。

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小島率いるコジマプロダクションは、オリジナルIP作品の開発に時間を費やしており、『ゲット・アウト』(2017)『NOPE/ノープ』(2022)ジョーダン・ピール監督とタッグを組む『OD』、コロンビア・ピクチャーズと共に手がける『Physint』を発表済み。さらに、代表作『デス・ストランディング』をA24にて実写映画化するなど、映画とゲームの垣根を超えた革新的な取り組みを続けている。

ミラーはそんな小島の多忙ぶりを理解している様子で「彼の頭の中には素晴らしいものがたくさんありますからね。私が頼むことはないと思います」とコメント。『フュリオサ』ゲーム化の可能性については、「もし、そういう人がいたら、引き受けてくれるかもしれませんね」と、別のクリエイターや制作会社にて可能性があることを仄めかした。

小島とミラーはかねてより交友があり、2人は『フュリオサ』のロンドンプレミアの場で久々に直接再会。小島は『フュリオサ』をいち早く鑑賞した感想「最高でした。期待値を遥かに超える作品。観るか、観ないかではなく、これからの人生で、何回観るのか、そんな映画です。シンプルだけれど、何回観ても観方が変わる。そんな映画なんてない。特にバイオレンスの先を描く、エンディングが素晴らしかったです」と述べている。

なお、小島によるゲーム『デス・ストランディング2』には、ジョージ・ミラーが出演している。

DEATH STRANDING2

『マッドマックス:フュリオサ』は2024年5月31日、日本公開。THE RIVERによる予習解説は以下で読むことができる。

『マッドマックス:フュリオサ』観る前に読みたい解説

Source:Gamingbible

Writer

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中谷 直登Naoto Nakatani

THE RIVER創設者。代表。運営から記事執筆・取材まで。数多くのハリウッドスターにインタビューを行なっています。お問い合わせは nakatani@riverch.jp まで。

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