アンドリュー・ガーフィールド、トム・ホランドの下手な嘘に爆笑 ─ 『アメイジング・スパイダーマン2』名シーン裏話も

“ネタバレ王子”トム・ホランドを、スパイダーマン役の先輩アンドリュー・ガーフィールドがイジっている。
サプライズ満載だった『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』のプロモーションで、ホランドはメディアの質問攻めをうまくかわし、映画の秘密を死守する必要があった。確かに過去作での失敗(?)を顧みれば、今作でのホランドは比較的きちんと秘密を守れたと言える方だろう。
しかし、細かいところを見ていけば怪しいところもあった。英BBC Radio1(リンク先映像:『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』のネタバレあり)のインタビューに登場した『アメイジング・スパイダーマン』アンドリュー・ガーフィールドは、弟分ホランドについて「トムは嘘がヘタ!」と笑っている。
映像内で、インタビュワーは『ノー・ウェイ・ホーム』でのホランドの危なげなインタビュー映像をガーフィールドに見せている。映画のクライマックスシーンでのアクションについて、ホランドがゼンデイヤに「あのスタントは怖かったよね!僕はそこにいなかったけど、見ていて楽しそうだなって」とコメントした一幕だ。実際のところこれは嘘で、ホランドはそのシーンにも居合わせている(予告編の時点でも、それは十分に察することができる)。
見え見えの嘘をつくホランドの姿を見て、ガーフィールドは節句した後に爆笑。インタビューに答えるホランドのたどたどしい様子や、撮影に不在だったという嘘の矛盾を笑って一通り楽しんだ後、「愛してるよトム」とラブを忘れない。
『アメイジング・スパイダーマン2』 道路横断シーンの裏話
このインタビューでガーフィールドは、『アメイジング・スパイダーマン2』での撮影裏話も語っている。夜の街中でグウェン・ステイシーの姿を見つけたピーター・パーカーが、彼女を見つめたまま車の行き交う道路を一直線に横断するという印象的なシーンがあったが、実はこの演出はガーフィールドの発案だったそうだ。
「キャラクターのことを考えてみれば……、彼だったら、ただ道路を横断するだけにはならないだろうな」と、ガーフィールドはその思考について話している。『ウェインズ・ワールド2』(1993)の一場面のように、グウェンに向かってふわふわと浮遊していくようなイメージだったそうだ。
なおアンドリュー・ガーフィールドは現在、2022年(第94回)アカデミー賞にて『tick, tick… BOOM! : チック、チック…ブーン!』で主演男優賞にノミネート中だ。発表は2022年3月28日(日本時間)。もしも受賞すれば、“兄弟”たちからも祝福が届くことだろう。
Source:BBC Radio1