【真偽は如何に!?】DCコミックもDCEUもジェフ・ジョーンズによって『リバース』か?
2000年代からのDCコミックスに最も貢献した偉大なライター、ジェフ・ジョーンズはワーナー・ブラザースのDCエンターテイメント部門のチーフ・クリエイティブ・オフィサーとドラマ、映画でも同じような役職に就任しています。

ベン・アフレックと共同で『バットマン』の新作映画の脚本執筆に取り組んでもいるとのこと。ドラマ『ザ・フラッシュ』ではローグス関連の話の脚本を描き、『バットマンvsスーパーマン』の意見が割れたのをキッカケにしてか映画部門も主導するようになった彼はついにDCコミックスのプレジデントに就任したという”噂”が持ち上がりました。
『TEEN TITANS』、『JUSTICE SOCIETY OF AMERICA』等で読者のハートを掴み、ファンに愛されるキャラ像の構築を大得意とするジェフ・ジョーンズは20年以上のブランクがあったグリーン・ランタンのハル・ジョーダンやフラッシュのバリー・アレンを見事『グリーンランタン:リバース』や『FLASH:Rebirth』で再構築し、DCユニバースに再デビューさせました。
『バットマンvsスーパーマン ジャスティスの誕生 アルティメットエディション』にて評価がかなり上昇修正されましたがそれでも変わらずあった批判に、”スーパーマンがスーパーマンらしくない”というものがありました。話の展開と尺の都合が大きかったのですが「眩しい笑顔のスーパーマン」を映画でも見たいというのはファンの強い要望です。
プレジデントと言ってもDCコミックスのトップというわけではありません。ですがかつてはスーパーマンと同じようなキャラ扱いされることもあったシャザムの長所と特性をピックアップさせ、『シャザム:魔法の守護者』という名作を作り、不人気ヒーローと揶揄されたアクアマンを驚くべき手腕で再生させたジェフ・ジョーンズ。本当にプレジデントになっていたとしたらキャラを魅せるのがバツグンに上手く、『DC Universe:rebirth』という類を見ない名作を作り上げた彼がこれからDCユニバースをどう導いていくか、ファンとして見逃せないところです。