『ゴーストバスターズ』オリジナル版監督が新作への否定的意見を一蹴。バッシングは「ファンの愛」!
オリジナル版『ゴーストバスターズ』1・2で監督を務めたアイヴァン・ライトマンが、リブート版『ゴーストバスターズ』へのバッシングにコメントした。ライトマンはリブート版でもプロデューサーを担当しているが、相次ぐ批判に触れたのは初めてとみられる。

かわいさ余ってバッシング?
リブート版『ゴーストバスターズ』には、「主役を女性にしたのがダメ」、「ギャグが滑ってる」、「ゴーストバスターズじゃない」といった批判が殺到している。先日主題歌が発表された際も、「思ってたのと違う」「ダサい」など厳しい意見が飛び交ったところだ。
一連の批判について、ライトマンはジェンダーの問題を認めつつ、「批判する人の多くはオリジナルのファン」だという見解を示している。彼はあることに気づいたという。
「(批判を)書く人たちの多くが、『ゴーストバスターズ』が公開された1984年には8歳や9歳なんだよ。とても多感な時期だ。あの映画が彼らの人生にとって大切な体験であり続けていたのは、私にとってはすごい褒め言葉だね」

http://www.guidelive.com/things-to-do/277051/fathom-presents-ghostbusters-1984-alamo-drafthouse-richardson
ライトマンは、「幼少期の映画体験は小さいものではない」として、「愛情に敬意を示す」と述べている。そして、オリジナル版のファンにこう呼びかけるのだ。
「私が望むのは、試しに(リブート版の)映画を観てもらうことだ。十分満足できる、すばらしい体験になると思う」
リブート版、ここがオススメ
ライトマンがリブート版への自信を覗かせるのは、彼がプロデューサーを務めたからだけではなさそうだ。バッシングの大きな理由となった4人の女性主人公についてはこう語っている。
「4人が揃うと本当に素晴らしいんだ。彼女たちは、一人ずつでも全員でも、ビル・マーレイや(ダン・)エイクロイド、(ハロルド・)ライミス、(アーニー・)ハドソンみたいにユニークなんだよ」
「みんな彼らを見たら、すべての疑問はすぐ解決するよ」

ライトマンは、オリジナル版が愛された理由が主人公の魅力であることを十分理解している。そのうえで「だから自信があるんだ」と語るのだ。
一方、批判が相次いだ予告編については「(本編で)どんな体験ができるかを訴えかける、そんな1分半の予告編は存在しない」として、「予告編が悪かったりひどかったのではない」と述べた。
リブート版『ゴーストバスターズ』は2016年8月19日日本公開予定。まあ、ガタガタ言わずにまず観ろよ、ってことですよね。
source:
http://www.hollywoodreporter.com/news/ghostbusters-backlash-ivan-reitman-defends-907653
http://mashable.com/2016/06/30/ghostbusters-ivan-reitman-reboot-backlash/#ADrq4bUbquqV