『蜘蛛の巣を払う女』Blu-ray&DVD、6月5日リリース決定 ─ 未公開シーンや音声解説を収録、監督コメントも到着

スウェーデン発の大ベストセラー小説「ミレニアム」シリーズの第4作であり、映画『ドラゴン・タトゥーの女』(2011)の続編『蜘蛛の巣を払う女』Blu-ray&DVDが2019年6月5日(水)にリリースされることが決定。デジタル版は2019年5月8日(水)より順次先行配信される。
空気も凍る北欧を舞台に描かれる、未体験のスリル。主人公リズベットの過去の因縁が深く絡んだ骨肉の争い、そこから滲み出す狂気……。観る者の背筋を凍らせる、戦慄のサスペンス・アクションがソフトとなって登場する。特典映像として未公開シーンやメイキング、監督らの音声解説が収録される。劇場未公開、初収録となる日本語吹替版には森なな子、柿原徹也といった声優陣が集結した。

監督を務めたのは、『ドント・ブリーズ』(2016)の鬼才フェデ・アルバレス。主人公リスベット・サランデルを演じるのは、ドラマシリーズ「ザ・クラウン」(2016-)や映画『ファースト・マン』(2018)のクレア・フォイ。『ブレードランナー2049』(2017)のシルヴィア・フークス、『ストレイト・アウタ・コンプトン』(2015)『ゲット・アウト』(2017)のレイキース・スタンフィールドが脇を固めた。
フェデ・アルバレス監督のコメント
このたび、アルバレス監督が『蜘蛛の巣を払う女』を手がけることを決めた理由などを語ったコメントが到着。「ジャンル映画の枠を超える作品を作り続けていきたい」と語るアルバレス監督は、「重要だったのは、ほかの作品と似ているところがまったくなかったこと」だと述べている。
「それはフィルムメーカーとしてプロジェクトを選ぶ際、ずっと求めてきたものなんです。この作品には非常に独特なものがあった。ほかの作品とはまったく違うものになる、と確信できる映画を作るチャンスだと思いましたね。アクション映画と強烈な人間ドラマと北欧のノワール・サスペンスが融合した作品で、要素がすべて独特な形で合わさって、ほかとはまるで違う映画になっているんです。」

またアルバレス監督は、リスベットというキャラクターに一番惹かれたという。リスベットの最大の特徴として「ファイターとしてのセンス」を挙げた監督は、本作でその要素を「徹底的かつ直感的に追求することにした」という。
「リスベットは被害者になることを見事に拒否していて、どんな試練にも彼女は耐え抜き、勇敢に戦うんです。過去のどのストーリーよりも、今回はそれが明確になっていますよ。鋼のように強い意思が見えるんです。どんなに殴られ、叩きのめされ、這いつくばらされても関係ない。また立ち上がって戦い続けるんです。そんな彼女の姿には、誰もが感情移入できると思いますよ。」

『蜘蛛の巣を払う女』商品情報
『蜘蛛の巣を払う女』Blu-ray&DVDは2019年6月5日(水)発売、同日レンタル開始。2019年5月8日(水)よりデジタル先行配信が開始される。
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