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『グラディエーター2』にバリー・コーガンが出演交渉中、ローマ皇帝ゲタ役で

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2023年(第95回)アカデミー賞にて、『イニシェリン島の精霊』(2022)の演技で助演男優賞候補となったバリー・コーガンが、スペクタクル歴史劇映画『グラディエーター』の続編(タイトル未定)に出演交渉中だと報じられた。

Deadlineによると、前作『グラディエーター』(2000)で監督を務めたリドリー・スコットが再びメガホンを取るこの続編に出演が決定した場合、コーガンはローマ皇帝のゲタ役を演じるという。セウェルス朝に属するローマ皇帝のゲタは、父セプティミウス・セウェルスの跡を継いで兄カラカラと共に皇帝に即位するが、共治帝の兄に殺害されて最期を遂げた人物だ。

続編の主人公は前作でラッセル・クロウが演じたマキシマスではなく、コモドゥス(ホアキン・フェニックス)の甥であり、ルシッラ(コニー・ニールセン)の息子ルキウスに焦点が当てられる。ルキウス役で主演するのは、『aftersun/アフターサン』(2022)で第95回アカデミー賞主演男優賞にノミネートされ、絶賛ドラマ「ふつうの人々」(2020)の主演でも知られるポール・メスカル。

監督で復帰するスコットは製作も兼任し、『ゲティ家の身代金』(2017)でタッグを組んだデヴィッド・スカルパと共同脚本も担当。前作の衣装デザイナーであるジャンティ・イエーツ、美術監督のアーサー・マックスも復帰する。

アイルランド出身のコーガンは、クリストファー・ノーラン監督の第二次世界大戦映画『ダンケルク』(2017)で演じたジョージ役で注目された若手演技派。原発事故を描いた米HBOドラマ「チェルノブイリ」(2019)やマーベル映画『エターナルズ』(2021)など話題作への出演が続き、『THE BATMAN-ザ・バットマン-』(2022)ではスクリーンタイムこそ短かったものの、インパクトあるジョーカー役のカメオ出演で大きな話題となった。満を持して『イニシェリン島の精霊』でオスカー候補となり、今後の活躍が大いに期待されている。

『グラディエーター』続編映画(タイトル未定)は、2024年11月22日に米国公開予定。

Source:Deadline

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Hollywood

ロサンゼルスに11年在住していた海外エンタメ翻訳家/ライター。海外ドラマと洋画が大好き。趣味は海外旅行に料理と、読書とキャンプ。

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