ライアン・ゴズリングの共演者、ライアン・ゴズリングの瞳に溺れてしまう

『ドライヴ』(2011)『ラ・ラ・ランド』(2016)『ブレードランナー 2049』(2017)などライアン・ゴズリングの演技を語る上で欠かせないのは、印象的な青い瞳だ。『バービー』にてゴズリングと同様にケンを演じたチュティ・ガトゥも、ゴズリングの瞳に「落ちて」しまったのだそうだ。英国版Elleのインタビューにて『バービー』撮影時のエピソードを振り返っている。以下写真の、黄色いコスチュームを着ているのが、ゴズリングの瞳にやられたガトゥだ。

Netflixドラマ「セックス・エデュケーション」(2019-)のエリック役で知られるガトゥは、BBCの長寿SFドラマ「ドクター・フー」にて15代目ドクターにも抜擢された若手注目株。『バービー』では、ゴズリングやシム・リウらとともに多様なケンの1人を好演したが、撮影現場ではとても緊張して最初の1か月はほとんど話すことができなかったのだとか。そんな中、ゴズリングとの出会いが非常に印象深かったと語っている。
「振り向いたら、ライアン・ゴズリングが僕を見つめていました。彼の瞳があまりに青いものだから、僕は……、“落ちて”しまいました。彼の瞳に、溺れてしまったのです。」
常に自分は2番手でバービーの引き立て役だと嘆き、「ただのケン」と切々と歌うライアン・ゴズリングのケンはただのケンではなかった。ガトゥの心を奪ったのだ。

ちなみに、これまでのキャリアの中で、女性監督、女性主人公という女性主導の作品は初めての体験だったものの、ガトゥにとっても『バービー』はこれまでで最も親切かつ感情移入できる現場になったという。ある晩、主演のマーゴット・ロビーがバスを貸し切って、『マジック・マイク』シリーズから派生したストリップショー「Magic Mike Live」を出演者たちで見に行く企画を立ててくれたのだとか。
「ソー・ソリッド・クルーとかオールドスクール系のヒップホップを聴いて、『マジック・マイク』を観に行って、素晴らしいダンサーたちを目の前に大声で叫びしましたね。そしてロンドンのナイトクラブThe Boxに行って…翌日からグループチャットに火が付きました。」
合計13億8500万ドル(約2038億円)の興行収入を達成し、2023年の興行収入トップに立った『バービー』。練られた脚本や演出に、素晴らしい俳優たちの演技に加えて、撮影現場の温かいムードも作品の成功のカギとなったのだろう。ゴズリングの瞳の魔力も。
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Source:Elle