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「ゲーム・オブ・スローンズ」コーヒーカップが映っちゃった事件、キット・ハリントンが「僕じゃない」と猛否定

ゲーム・オブ・スローンズ 最終章
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この記事には、「ゲーム・オブ・スローンズ」シーズン8の内容に言及しています。

2010年代を代表するファンタジーシリーズ「ゲーム・オブ・スローンズ」(2010-2019)の未解決事件、「コーヒーカップが画面に映りこんでしまった事件」について、新たな供述が得られた。重要参考人のひとりであるジョン・スノウ役のキット・ハリントンが「僕じゃない!」と否定している。

とジョークもほどほどに、「ゲーム・オブ・スローンズ」のシーズン8第4話「最後のスターク家」では、中世を舞台とした物語には絶対に存在していないはずのモノが映り込んでしまうという珍事件が起きた。死の軍団との戦いを終えたジョン・スノウとデナーリス・ターガリエン率いる連合軍は、ウィンターフェル城で勝利の祝宴をあげていた。しかし、2019年5月5日にアメリカで「最後のスターク家」が放送された際、エミリア・クラーク演じるデナーリスとキット演じるジョンが座っていた近くの机に、コーヒーカップが置かれていたのだ。

放送後、このコーヒーカップを置いた人物の犯人探しがインターネット上で巻き起こり、さらにはトーク番組で出演者自らが容疑者を名指しするまでの大事に至った。サンサ役のソフィー・ターナーは、最初にエミリアが犯人だと主張したが、後に供述が一転。キットの名を挙げて、「だらしないから彼がやったに違いない」と話していた

信ぴょう性に欠けるターナーの証言以降、犯人探しに大きな進展は見られなかったが、事件から半年が経過しようとしていた2019年10月末、ターナーから疑われていたエミリアがついに口を開いた。さらには真犯人まで知っているというエミリアいわく、豪シドニーで行われていたパーティの場で、ヴァリス役のコンリース・ヒルから「あのコーヒーは僕のだったんだ」と言われたというのだ。しかし、カミングアウト当時のヒルは酔っ払っていたといい、現在に至るまでヒル本人も公の場で真実を明かしていないため、エミリアの発言には物的証拠が無い。

というわけで、なおも続くコーヒーカップ事件の犯人探し。今回は、ターナーから疑いをかけられていたキットが、米Uproxxとの取材で事件について語っている。

コーヒーカップを置きっぱなしにしたって非難されましたよ。僕のではなかったのに。彼女(ソフィー)がそう言ってきたんです。でも誓って僕ではない!ネタバレをしないのと同じように、僕はあんなことしなかった。だから僕は平気ですよ。絶対にやらかしてなんかないですもん。

必死だ。とはいえ、キットは猛烈に否定しているし、本当にトバッチリである可能性もあるから、そっとしておこう。ちなみに、コーヒーカップが映りこんだシーンは後に編集され、魔法のように消えてしまった。ただし、2019年の放送直後には、Adobe After Effectsの公式Twitterアカウントが、消される前のコーヒーカップを投稿しており、当時の状況を確認できる。

Source: Team Coco,The Tonight Show Twitter,Uproxx

Writer

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SawadyYOSHINORI SAWADA

THE RIVER編集部。宇宙、アウトドア、ダンスと多趣味ですが、一番はやはり映画。 "Old is New"という言葉の表すような新鮮且つ謙虚な姿勢を心構えに物書きをしています。 宜しくお願い致します。ご連絡はsawada@riverch.jpまで。