「ゲーム・オブ・スローンズ」新ドラマ、2024年内に撮影開始へ ─ キャスティングが進行中、原作は『ダンクとエッグの物語』

「ゲーム・オブ・スローンズ」ユニバースの新スピンオフシリーズ「A Knight of the Seven Kingdoms: The Hedge Knight(仮題)」が、2024年内に撮影開始となることがわかった。
これを明かしたのは、米HBO会長兼CEOのケイシー・ブロイス。米The Wrapとのインタビューで、水面下で新企画が続々と開発されている「ゲーム・オブ・スローンズ」ユニバースの進捗について語った。
「A Knight of the Seven Kingdoms」は、「ゲーム・オブ・スローンズ」の90年前を舞台に、のちにサー・ダンカン・ザ・トールの名で知られることになる“草臥しの騎士”ダンクと、のちにエイゴン・ターガリエン5世として王位につく従者エッグの冒険を描く小説『ダンクとエッグの物語』に基づくドラマ。2023年4月に製作が決定していた。
本企画をめぐっては2024年撮影開始の見込みとされていたが、今回ブロイスもこれを認めた。一方、現在はキャスティングと脚本作業を進めている段階であることも強調した。
「このような企画では、開発中であると聞くと撮影が行われていると期待する人もいますが、それは事実ではありません。今正式に始動しているのは、当然ながら『ハウス・オブ・ザ・ドラゴン』と、『The Hedge Knight』だけです。ほかにも開発中の企画はたくさんありますが、差し迫ってお伝えするものはありません。」
現状、未発表だが開発が進められているスピンオフ企画では、「ハウス・オブ・ザ・ドラゴン」劇中でも名前が言及された征服王エイゴンを描く前日譚ドラマや、「ゲーム・オブ・スローンズ」のジョン・スノウのその後を描くドラマ「スノウ(仮題)」などが報じられている。後者では、キット・ハリントン主導の企画であることも判明していた。
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Source:The Wrap