Googleで『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー Vol.3』を検索すると誤情報が出るとジェームズ・ガン監督が困っている

予想記事の内容をGoogleが誤読した?
ジェームズ・ガン監督はかつてTwitterで、「『スーサイド・スクワッド』の出演者が『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』に呼ばれることはあるか?」との質問に「ありえる」と答えたことがある。これを受けて一部のWebメディアでは、『スーサイド・スクワッド』の主要キャスト名を羅列しながら、そのいずれかが『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー Vol.3』に出演するかもしれない、と伝えたことがある。Googleは、こうした記事を確定情報として誤読したのかもしれない。ちなみにガン監督もこの可能性について、「なんでキング・バーチがVol.3の記事で言及されたんだ?」と困惑している。
ナレッジパネルが直接編集された?
上記二つの線は、世界で最も優秀な検索エンジンとされるGoogleが起こすミスにしては、ややあり得なさそうなものだ。ガン監督が「誰かがGoogle moviesのGotGVol3のキャストで遊んでいるようだ」と推測しているように、第三者がナレッジパネルの情報を任意に書き換えているのかもしれない(ちなみに監督のいうGoogle moviesという情報サービスは存在しない)。
ナレッジパネルは認証を受ければ、表示される情報の正誤を伝えたり、リクエストを送ることができる。ただし、これは基本的には個人や店舗、企業などに関する表示内容を正しいものに編集するためのものだ(例えば、個人名での表示内容に全く別人の顔写真が拾われているなどの誤情報を、本人自らが修正できる)。
映画のキャスト情報などのナレッジパネルについては「フィードバック」を送ることができ、問題と見られる箇所について「不正確」「情報が古くなった」などの項目と共に、任意のテキストを送信することができる。これを利用して、誰かが誤ったキャスト情報をGoogleに送信したという可能性だ。
ガン監督がTwitterで誤情報だと伝え、多くの人の目に留まったことで、『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー Vol.3』のGoogleナレッジパネル情報は、近いうちに正しいものに自動更新されるかもしれない。ともかく、ナレッジパネルは大きく間違った情報が掲載されている場合もあるというのは明らかだ。便利な機能であるが、ユーザーは自ら信頼できるWebサイトを訪れて、情報のダブルチェックを行った方が良いのだろう。
▼ ジェームズ・ガンの記事
【ネタバレ】『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME 3』の「その後」が判明 ─ ジェームズ・ガン監督が認める これは興味深い 新スーパーマン役、有力候補者が判明 ─ レックス・ルーサー役にはニコラス・ホルトの可能性も 写真でチェック! 「ジェームズ・ガンはDC版ケヴィン・ファイギになる?」「違います」ガン本人が仕事の違いを説明 盟友・戦友同士 ジェームズ・ガン監督は同じ俳優ばかり起用しすぎ? ─ スコセッシやタランティーノにもいる「常連俳優」、マーベル・DC間の持ち出しに批判も 「彼らがいい人だから再仕事する」 【ネタバレ】『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME 3』グルートの感動考察、ジェームズ・ガン監督が「合ってる」と認める そういうことだったのかよ…(涙)