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【特集】ウルヴァリンは円満卒業、バットマン監督は降板劇の嵐 ─アメコミ映画、去る人来る人

これに主演していたのがアンドリュー・ガーフィールドとエマ・ストーン。降板騒動でどうなってしまうのかと心配していたもの、それは結果的に無用のこととなった。先ごろ行われたアカデミー賞授賞式では二人ともそろって主演部門にノミネートを受け、エマストーンは『ラ・ラ・ランド』で主演女優賞を受賞。アンドリュー・ガーフィールドも受賞こそ逃したものの高い評価を受けた。彼の主演作『ハクソー・リッジ』はお騒がせスターとなってしまっていたメル・ギブソンのキャリア復活作でもある。またマーティン・スコセッシ監督の渾身一作『沈黙 -サイレンス-』での熱演も記憶に新しい。

アメコミ映画に限らず同一キャラクターを演じ続けることに抵抗を感じる俳優は多い。俳優としてのイメージが極端についてしまうことを嫌ってのことだ。映画『ハリウッドランド』はTVドラマでスーパーマンを演じ続けたがゆえに、その後キャリア形成に苦しみ最後は自殺したジョージ・リーブスの物語だ。役柄のイメージにはまりすぎてしまったが故の悲劇といっていいだろう。

ただ、皮肉な話でこの『ハリウッドランド』でヴェネチア映画祭で男優賞を受賞しキャリア復活のきっかけとしたのが、現バットマンのベン・アフレックであったりする。

Amazing Spider-man:Photo by John Schwartzman – © 2011 – Columbia Pictures
Batman v Superman:Dawn of Justice:http://www.imdb.com/title/tt2975590/mediaviewer/rm3191071744 
© Warner Bros. Pictures
LOGAN:http://www.imdb.com/title/tt3315342/mediaviewer/rm2074279936

© 20th Century Fox

Writer

OsoneRampo≒村松健太郎
OsoneRampo≒村松健太郎村松 健太郎

≒村松健太郎。脳梗塞との付き合いも10年目。 映画祭の審査員、映画学校を手伝い。シネマズBY松竹にて執筆も。 映画を広げるのに便利な舞台とか本とかも・・・・。黒手袋て杖をついていれば私です、

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