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ハリウッド『呪怨』リブート版は新解釈、従来から方向性を一新 ─ 「『セブン』のような独立した作品に」

呪怨
※画像はイメージです Image by Björn Daniel Weissberg https://www.flickr.com/photos/152191555@N04/37367691952

日本の人気ホラー映画『呪怨』シリーズをハリウッドでリメイクした、『THE JUON/呪怨』のリブート版が製作進行中だ。米Entertainment Weeklyにて、新たに監督を務めるニコラス・ペシェが作品の方針を明らかにしている。

清水崇監督が2000年に生み出した『呪怨』シリーズは、2019年2月現在、日本で計8作、ハリウッド版が計3作発表されている。このたびリブートされる『呪怨(邦題未定、原題:Grudge)』は2018年春の時点で撮影が終了しており、シリーズ誕生から20周年にあたる2020年1月の米国公開を目指して製作が進行中。ニコラス監督によれば、リブート版は「これまでの作品とは大きく異なる解釈」になっているという。

「これまでの作品(『呪怨』シリーズ)は今後もずっと残っていきますし、みなさんに観られていくと思うんです。けれども最近のホラー映画の観客は、もっと現実的でリアルな、キャラクターが物語を転がしていく作品を求めています。(リブート版は)いまのところ順調ですよ。洗練された、繊細なホラーのストーリーになることでしょう。
僕たちは(『呪怨』を)現代にアップデートしようとしています。[中略]『呪怨』はたくさん作られていますから、斬新で、新鮮なやり方を発見したかったんですよ。エキサイティングな映画になると思います。」

ニコラス監督は、2016年のサンダンス映画祭で話題を呼んだ『The Eyes of My Mother(原題)』、村上龍の同名小説をハリウッドで映画化した『ピアッシング(邦題未定、原題:Piercing)』で脚本・監督を担当した1990年生まれの新鋭。すなわち『呪怨』リブート版は、『ピアッシング』に続いて再び日本発の作品を翻案する機会となったわけである。

米国公開までは約1年もの時間があるリブート版『呪怨』だが、ニコラス監督はそのストーリーについてこのように述べている。

この映画は『セブン』(1995)のような類の作品で、大きく独立しているんです。刑事の物語が全編を貫いていて、アンドレア(・ライズボロー)演じる刑事が新しい事件を担当し、映画全体の推進力になっている。彼女はすばらしいですよ、何においても見事なんです。彼女の演技を見れば、どういうことなのかわかっていただけますよ。」

脚本を執筆したのは、Netflixドラマ「NIGHTFLYERS/ナイトフライヤー」(2018-)やスティーブン・キング原作『ペット・セマタリー(邦題未定、原題:Pet Sematary)』(2019)のジェフ・ビューラー。日本の人気ホラーをハリウッド期待のクリエイターがいかに扱ったのか、その手腕に期待しよう。

リブート版『呪怨(邦題未定、原題:Grudge)』は2020年1月3日に米国公開予定

Source: EW

Writer

稲垣 貴俊
稲垣 貴俊Takatoshi Inagaki

THE RIVER編集部。わかりやすいことはそのままに、わかりづらいことはほんの少しだけわかりやすくお伝えしたいと思っています。お問い合わせは inagaki@riverch.jp へ。

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