「ピースメイカー」シーズン2、「ビッグなカメオ出演があるかも」とジェームズ・ガン ─ 『スーパーマン』とのリンクも強調

DCドラマ「ピースメイカー」でクリエイターを務めるジェームズ・ガンが、シーズン2終盤に「とびきりビッグなカメオ出演」を予告している。
「ピースメイカー」は、映画『ザ・スーサイド・スクワッド “極”悪党、集結』(2021)に登場した、平和のためなら殺しも厭わない矛盾を抱えるサイコ・ヒーローの戦いと葛藤を描くシリーズ。シーズン1の時点ではひとりのクリエイターとしてDC作品に関わっていたガンだが、今では新DCユニバースを統括するキーパーソンとなった。
米Entertainment Weeklyの取材にて、ガンは「ピースメイカー」シーズン2と、自ら監督・脚本を務めた映画『スーパーマン』に深い繋がりがあることを示唆した。「『ピースメーカー』シーズン1ではQUC(量子展開装置)と呼ばれる技術が登場しましたが、『スーパーマン』ではその技術をさらに詳しく知ることが出来ます。そして、QUCは『ピースメーカー』シーズン2のストーリーの核となります」。
すでに判明している通り、シーズン2には『スーパーマン』よりホークガール役のイザベラ・メルセド、ガイ・ガードナー役のネイサン・フィリオン、マックスウェル・ロード役のショーン・ガンがゲスト出演する。しかもガンによると、「終盤にはとびきりビッグなカメオ出演があるかもしれません」というのだ。
ちなみにガンによると、ピースメーカーが『スーパーマン』のキャラクター3人と対面する理由を明かしている。すでにピースメイカーは、シーズン1で自分が悪の組織バタフライから世界を救ったと自覚していて、今や自分はビッグスターで、本物のスーパーヒーローになるべきだと考えているというのだ。
「第1話の冒頭では、彼が『スーパーマン』のスーパーヒーローたちと会う展開になります。グループへの参加面接のようなものです。しかし、彼らはずっと彼(ピースメイカー)を嘲笑し、真面目に受け止めないのです。ほかのメタヒューマンたちの間では、彼はいまだにお笑い者と見なされている。シーズン序盤は苦しい状況にあるのです。」
ここまで『スーパーマン』とのリンクが強調されている以上、ガンが示唆した“とびきりビッグなカメオ出演”の正体はスーパーマンなのだろうか。それとも、また別のサプライズが待ち受けているのだろうか? ちなみにガンは以前、『スーパーマン』について「今後につながるような、ちょっとしたシーンが2つあるかも」とほのめかしていたが、この発言は「ピースメーカー」シーズン2を指していた可能性が高そうだ。
映画『スーパーマン』は2025年7月11日に日米同時公開。「ピースメーカー」シーズン2は8月21日に米HBO Maxにて配信スタート。
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Source: Entertainment Weekly