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超ヒットホラー『ハロウィン』生みの親ジョン・カーペンター、楽曲制作のウラ側を公開 ─ 「この映画は最恐だ、僕が保証する」

ハロウィン
© 2018 UNIVERSAL STUDIOS

ホラー映画の鬼才ジョン・カーペンターによる伝説のホラー映画から40年、全米No.1の超ヒットで蘇った『ハロウィン』が2019年4月12日(金)に全国公開される。

このたび、“ミュージックの日”である3月19日を記念して楽曲制作メイキング映像が到着した。主題歌「HALLOWEEN THEME」の生みの親である、シリーズの創造主ジョン・カーペンターが楽曲制作秘話を語っているほか、デヴィッド・ゴードン・グリーン監督や脚本家ダニー・マクブライド、父ジョンとともに音楽を担当した息子コーディー・カーペンターらがコメントを寄せている。

「HALLOWEEN THEME」の印象的なイントロで始まる今回の映像では、デヴィッド・ゴードン・グリーン監督が、ジョン・カーペンターによる音楽が作品に不可欠だったことを強調する。

「『ハロウィン』の音楽は非常に象徴的。ジョン・カーペンターに賛成してもらわなければなりませんでした。彼の音楽が、絶対に必要だったんです。1作目の音楽が今回の『ハロウィン』にうまく溶け合っていると思いますよ。シンプルなテーマ音楽は、ジャズに似ているんです。」

ジョン・カーペンター本人は、「父に4分の5拍子を教わりました。このリズムが『ハロウィン』にぴったりだと思ったんです」と、名曲の誕生秘話を、自らイントロを口ずさみながら説明する。共同脚本のダニー・マクブライドは、「ジョン・カーペンターのサントラをいつも聴いてます。登場人物になったつもりでドライブするのは最高ですよ」と語った。

ハロウィン
(C)2018 UNIVERSAL STUDIOS

また今回の映像では、シーンに合わせてキーボードを操るジョン・カーペンターの作業風景も確かめることができる。「オリジナル版のスコアを使っていますが、新しい音、新しいアプローチで作り変えるんです」。ともに作業に参加したダニエル・デイヴィス(父はThe Kinksのデイブ・デイヴィス)、ジョンの息子であるコーディー・カーペンターはジョンの仕事ぶりを絶賛。二人との仕事について、ジョン自身は「すごくうれしかった」と振り返っている。

ついに登場する『ハロウィン』シリーズの最新作である本作について、生みの親ジョン・カーペンターは「怖い映画を作る。ただそれだけを考えていた」と語り、その完成度には賛辞を贈っている。「この映画は最恐だ。ぼくが保証する」

『ハロウィン』

ジャーナリストのデイナとアーロンは、40年前のハロウィンに起こった凄惨な殺害事件を追っていた。殺人鬼の名前はマイケル・マイヤーズ、40年間ひと言も話さなかった彼の動機や感情は一切不明で、人々には「ブギーマン」と名付けられていた。被害者唯一の生き残り、ローリー・ストロードにインタビューするも収穫はない。しかし、ローリーはマイケルが再び現れることを恐れて一人備えていた……。

ローリーの予感は最悪の形で現実となる。ハロウィンの前夜、精神病棟から患者を移送する車両からマイケルが脱走。娘のカレンはローリーを信じず、孫娘アリソンもパーティに出かけてしまった。ローリーは再び解き放たれたブギーマンと対峙することを決意、ついに恐怖に満ちたハロウィンの夜が始まる。

ハロウィン
(C)2018 UNIVERSAL STUDIOS

主人公ローリー・ストロード役は、1978年版の『ハロウィン』で“絶叫ホラークイーン”として名を知らしめたジェイミー・リー・カーティス。オリジナル版のジョン・カーペンター監督が製作総指揮・音楽を担当し、『ゲット・アウト』(2017)製作のジェイソン・ブラムがプロデューサーを務めた。監督は『ボストン ストロング ~ダメな僕だから英雄になれた~』(2017)のデヴィッド・ゴードン・グリーン。

映画『ハロウィン』は2019年4月12日(金)全国ロードショー

『ハロウィン』公式サイト:http://halloween-movie.jp

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THE RIVER編集部THE RIVER

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