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『スター・ウォーズ』スピンオフ『ハン・ソロ』新監督はロン・ハワードに決定!【コメント和訳あり】

映画『スター・ウォーズ』シリーズのスピンオフ(アナザー・ストーリー)作品第2弾『ハン・ソロ(仮題)』の新監督がロン・ハワードに決定した。2017年6月20日(現地時間)、監督として製作にあたっていたフィル・ミラー&クリス・ロードの降板がアナウンスされてから48時間かからずの発表となった。

ロン・ハワードの監督就任について、ルーカスフィルム社長のキャスリーン・ケネディ氏は『スター・ウォーズ』公式サイトにて以下のようにコメントしている。

「ルーカスフィルムでは、それぞれの作品がもつ非常に高い目標を、観客を楽しませるため、またジョージ・ルーカスが40年前に始動させたサーガの精神を前進させるためのものと考えています。このことを念頭に置いたうえで、ロン・ハワードが『ハン・ソロ(仮題)』に監督として加わるのをアナウンスすることにとても興奮しています。私たちには見事な脚本と驚くべきキャスト・スタッフ、そして素晴らしい映画を作るという絶対的な責任があります。撮影は(2017年)7月10日に再開する予定です」

またハリウッド・レポーター誌は、関係者からの情報として、ハワード新監督がこれからアルデン・エーレンライク(ハン・ソロ役)やドナルド・グローバー(ランド・カルリジアン役)をはじめとした出演者と面会すると明かしている。混乱した現場を再び落ち着かせるとともに、プロジェクトに現在揃っているもの、そして今後必要になるものを見極めてから、撮影が再開されることになるようだ。

同誌によれば、『ハン・ソロ』は2017年2月に撮影がスタートし、本撮影は4分の3以上終了していたという。予定されていた撮影期間は残り3週間半、その後には5週間におよぶ再撮影も計画されていた。

前任者であるフィル・ロード&クリス・ミラー監督は“創造性の相違(creative differences)”を理由に『ハン・ソロ』を離脱。本作にどのようにクレジットされるのか、果たしてクレジットされることになるのかどうかは判明していない。なおバラエティ誌は、フィル&クリス監督はクレジットについて主張する権利を持つとしながら、最終的には全米監督協会の判断になると記している。なお、両監督が降板にいたるまでの経緯などは以下の記事に詳しい。

『ハン・ソロ』の新監督に就任したロン・ハワードは、1995年『アポロ13』、2001年『ビューティフル・マインド』(アカデミー賞にて監督賞・作品賞などを受賞)、2006年『ダ・ヴィンチ・コード』、2015年『白鯨との戦い』などを手がけてきた人物だ。フィル&クリス監督とはまるで異なる作風の持ち主だが、どのように作品を引き継ぐことになるのか期待がかかる。

映画『ハン・ソロ』は2018年5月25日全米公開予定

Sources: http://www.starwars.com/news/ron-howard-to-assume-directorial-duties-on-the-untitled-han-solo-film
http://www.hollywoodreporter.com/heat-vision/star-wars-han-solo-movie-ron-howard-steps-direct-1015674
http://variety.com/2017/film/news/star-wars-han-solo-ron-howard-director-1202474294/
Eyecatch Image: https://twitter.com/starwars/status/877901370732363776

Writer

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中谷 直登Naoto Nakatani

THE RIVER創設者。代表。運営から記事執筆・取材まで。数多くのハリウッドスターにインタビューを行なっています。お問い合わせは nakatani@riverch.jp まで。

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