「ハンニバル」シーズン4の方向性が決定 ─ マッツ・ミケルセンらキャスト全員が復帰に前向き

シリーズ復活が切望されるマッツ・ミケルセン主演ドラマ「ハンニバル」より、新情報が到着した。製作者のブライアン・フラーによると、キャスト全員が復帰を望んでおり、シーズン4の方向性もすでに頭の中にあるという。
トマス・ハリス著『レッド・ドラゴン』(ハヤカワ文庫)『ハンニバル』(新潮文庫)を基にしたドラマ「HANNIBAL/ハンニバル」は、天才精神科医ハンニバル・レクター(ミケルセン)と、FBIの犯罪プロファイラーであるウィル・グレアム(ヒュー・ダンシー)の若き日の関係を描いたサイコホラー/スリラー。2015年にシーズン3で終了して以来、シリーズ復活を望む声が絶えない。
フラーはミケルセンとの再タッグ作『ダスト・バニー(原題)』のプロモーションで、米ポッドキャスト「Horror Queers」に登場。インタビューのなかで「ハンニバル」シーズン4について、次のように語った。
「みんなが復帰を望んでいます。ヒュー(・ダンシー)とマッツ(・ミケルセン)はもちろんのこと、ローレンス・フィッシュバーン、ケイティ・イザベル、キャロライン・ダヴェルナス、ララ・ジーン・コロステッキ、アーロン・エイブラムス、スコット(・トンプソン)も、あの作品に戻りたがっています。」
さらに「シーズン4の方向性はハッキリ分かっています」としつつ、過去シーズンのクリエイティブな変化を振り返った。
「シーズン1には不満がありました。従来のテレビドラマに近い感じで、“今週の殺人ミステリー”的な犯罪捜査モノの要素が強すぎたんです。視聴者の目線で見て、そこには惹かれなかったのですが、シーズン2で改善されたと思います。シーズン3では“よし、これこそが目指すべき方向性で、僕がやりたいことだ。作品の真価を発揮できるストーリーテリングだ” と感じました。」
もっとも、シーズン3はフラーの評価に反して視聴率が低下。要因の一つとして、以前よりアート的な作風になったことが指摘されている。それでもシーズン4が実現すれば、シーズン3の作風を踏襲する見込みだという。
「シーズン3を好まない人も多かったので、“そういう人たちはシーズン4を望んでないんだな”と思いました。シーズン3に共感できないなら、シーズン4の計画も楽しめないはずです。その流れを引き継ぐつもりですから。」
ただし、シーズン4の製作には大きな壁がある。長年シリーズを支えてきたプロデューサーのマーサ・デ・ラウレンティスが亡くなり、権利面が「少し複雑な状況」にあるのだという。「権利は、トマス・ハリスのもとへ返還する手続き中です。MGM/Amazonも一部の権利を保有していています。これらの権利は今、少し複雑な形で整理・調整されているところです」。
それでもフラーは「関係者と連絡を取り合い、みんなが再集結できるよう促している」とのこと。果たして進展はあるのか、今後の動きに注目が集まる。
▼ マッツ・ミケルセンの記事

「東京コミコン2025」セバスチャン・スタン、マッツ・ミケルセン、ピルウ・アスベック来日決定 ─ 浅野忠信の参加も決定 今年、凄すぎる! 
「東京コミコン2025」マッツ・ミケルセン来日決定 ─ 会場近くで誕生日パーティも予定 また来てくれるの! 
マッツ・ミケルセンが短パン牧師演じる『アダムズ・アップル』劇中カットとメイキング写真 ─ 「マッツ・ミケルセン生誕60周年祭」で上映 型破りな牧師演じる 
マッツ・ミケルセンが遭難した宇宙飛行士役、新作SFスリラー映画が撮影中 ─ 量子AIの相棒アミと共に孤独サバイバル マッツの魅力が宇宙へ??? 
「ハンニバル」新作、マッツ・ミケルセン&ゼンデイヤでやるのが夢だと製作者 やってください
Source: Blood Disgusting




























