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シリーズ最新作『ハリー・ポッターと呪いの子』プレビュー公演「まるで本物の魔法を見ているみたい」と反応上々

『ハリー・ポッター』シリーズ8作目となる舞台、『Harry Potter and the Cursed Child』(仮訳:ハリー・ポッターと呪いの子)のプレビュー公演が、先日ロンドンでスタートした。

シリーズ7作目『ハリー・ポッターと死の秘宝』から19年後の物語が描かれるという本作。
公開されているあらすじは下記のとおり。

舞台『ハリー・ポッターと呪いの子』あらすじ

“ハリー・ポッターでいることは常に困難を伴いましたが、魔法省の職員として激務をこなし、夫となり、3人の就学児父親となった現在も、まったく楽にはなったとはいえません。ハリーが、本来いるべき場所に留まることを拒否した過去と格闘する一方で、末っ子のアルバスは一族が受け継いだものの重圧と戦わねばなりません。本人はそんなものを望んではいないのに。そして過去と現在が不気味に溶け合うとき、父と息子は共に不都合な真実を知るのです……闇とはときに、予想もしなかったところから現れるということを”

http://www.harrypottertheplay.com/ (原文)

本作は壮大な内容になるため、PART 1とPART 2のふたつに分けて上演される。
観客は昼公演と夜公演を続けて鑑賞することで、1日で両方を観ることもできるし、
PART 1を観て色々と咀嚼した上で、別の日にPART 2を観ることも可能だ。

テレビ作家のジャック・ソーンが脚本を、多くの受賞歴があるジョン・ティファニーが演出を手がけ、
J・K・ローリングの全面協力のもと製作される本作。ミュージカルと謳われてはいないが、
シンガーソングライターのイモージェン・ヒープが音楽を担当していることも大きなポイント。

なお、映画に出演したキャストは一切登場せず、舞台ではまったく新しいキャスティングが決定している。
ハーマイオニーを黒人女性が演じることに対する反発の声に、J・K・ローリングが怒りのコメントを発表するなど、開幕前から話題には事欠かない本作。

プレビュー公演が始まった今も、その全貌は全くの謎に包まれている。
と、いうのも“完全ネタバレ禁止”が徹底要請されているからだ。

下記は、J・K・ローリング自らが出演する”ネタバレしないでね”(秘密を守って)の動画。

このような努力の甲斐あって(?)今のところ、秘密は守られているようだ。

今のところ分かっているのは、観客のTweetによる断片的な情報のみ。それらによると……。

  • 本物のフクロウが出てくるらしい。
  • 休憩を入れずに2時間半程度らしい。
  • 視覚効果が凄いらしい。
  • 本物の魔法を見ているみたいらしい。

具体的には想像するしかないが、総じて満足度はとても高そう。

プレビュー公演中は劇評が出ない慣例なので、今のところはtwitterで断片的な感想を知るしかないが、
7月30日に本公演が始まれば、より具体的なレビューが出てくることだろう。

また、7月31日には『Harry Potter and the Cursed Child』の脚本が発売されることが決定している。
ストーリーの全貌が明らかになるということで、もちろん今から話題沸騰となっている。

ロンドン公演のあとには、ブロードウェイ進出も予定されている本作。
きっと、映画化されるのも時間の問題だろう。

ハリポタファンが待ちに待った新しいストーリーがもうすぐ明らかになる!

Writer

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umisodachi

ホラー以外はなんでも観る分析好きです。元イベントプロデューサー(ミュージカル・美術展など)。