リメイク版『ホーンテッドマンション』予告編が米公開 ─ ディズニーランド人気アトラクション再映画化、恐怖の館で幽霊と対決だ

ディズニーランドの人気アトラクションをテーマに映画化したリメイク版『ホーンテッドマンション（原題）』初となる予告編が米国公開された。

999人の亡霊が住みつく屋敷を舞台にしたアトラクション「ホーンテッドマンション」は、1000人目の仲間を迎え入れるべく、亡霊たちが館に訪れる来客者を狙う。2003年公開のオリジナル映画『ホーンテッドマンション』も同じテーマで、999人のゴーストに迎えられた一家が遭遇する恐怖の顛末がユーモラスに描かれた。

リメイク版で中心となるのは、9歳の息子・トラヴィスの母親であるシングルマザーのギャビー。購入したばかりの古い豪邸に幽霊が住んでいることに気付いたギャビーは、除霊のために怪し気な超常現象の専門家や霊能者たちに助けを求めるが……。

予告編では、屋敷に引っ越してきたギャビーとトラヴィスが、早々に花嫁姿の不気味な幽霊に遭遇して絶叫。ギャビーが召集した超常現象の専門家や神父、霊能者や歴史家があの手この手で幽霊退治に挑むが、すべてが空回りしている様子だ。

映像のラストでは、いかにして幽霊をやっつけるか作戦を練るチームに神父がナイフを抜いて見せ、「どうするつもりだ？」「奴らはもう死んでるだろ」とツッコまれるも、神父が「もっと死人にしてやる」と意気込み、ギャビーが呆れる姿を見せている。

オドロオドロしい古い館に怖ろし気な幽霊、ギャビーたちを襲う超常現象が王道ホラー感タップリだが、オリジナル映画でスパイスになっていたユーモアも随所に散りばめられ、家族で楽しめるホラーコメディに仕上がっているようだ。

キャストに名を連ねるのは、主人公ギャビー役のロザリオ・ドーソン、トラヴィス役のチェイス・ディロン、神父・ケント役のオーウェン・ウィルソン、超常現象の専門家・ベン役のラキース・スタンフィールド、霊能者・ハリエット役のティファニー・ハディッシュ、歴史家のダニー・デヴィート、ハットボックスゴースト役のジャレッド・レト、霊術師・マダム・レオタ役のジェイミー・リー・カーティスほか。

『ディア・ホワイト・ピープル』（2014）などのジャスティン・シミエンが監督を務め、『ゴーストバスターズ』（2016）のケイティ・ディポルドが脚本を担当している。

『ホーンテッドマンション（原題）』は、2023年7月28日に米国公開予定。

Source:@Walt Disney Studios , Variety