『ヒート2』2026年8月撮影開始へ ─ ジェリー・ブラッカイマー認める

マイケル・マン監督の傑作クライム映画『ヒート』続編映画『ヒート2』が、2026年8月に撮影開始予定であることが分かった。プロデューサーを務めるジェリー・ブラッカイマーが米HeyUGuysのインタビューにて明かしている。
『ヒート2』はマン監督とメグ・ガーディナーが執筆した同名小説に基づく映画化。原作小説は、映画の出来事から7年前の前日譚と、映画のエンディング直後から始まる後日譚が交錯する内容だ。
2025年は『F1/エフワン』をヒットに導いたブラッカイマーは、インタビュアーから「次回作は『ヒート2』だと聞きましたが」と切り出され「ええ、8月に開始できればと思っています」とコメント。「レオナルド・ディカプリオが関わっているようですが、何かお話できることはありますか?」との質問には「ああ、レオナルドね。噂ですよ。重要な要素の1つです。もう1つはマイケル・マンですよ」と返した。
ブラッカイマーは明言を避けたが、既報ではレオナルド・ディカプリオが主演、クリスチャン・ベールが主要な役を演じると伝えられている。二人が演じる役は明らかになっていないものの、ディカプリオは、映画版の戦いを生き延びたクリス・シヘリス役を故ヴァル・キルマーから受け継ぐものと思われる。原作小説では、クリスが実質的な主人公となっている。
2026年8月に撮影開始となれば、マンがかねてから目論んでいたスケジュールに沿った形となりそうだ。映画化企画が立ち上がったのが2023年のこと、壮大な物語の続きが満を持して本格的に動き始める。
前作『ヒート』はアル・パチーノ演じる熱血刑事のヴィンセント・ハナと、ロバート・デ・ニーロ演じる犯罪組織ボスのニール・マッコーリーによる激しい戦いをハードボイルドに描いた名作。アル・パチーノとロバート・デ・ニーロが演じたキャラクターも再登場することとなるが、マン監督はAI技術を用いたデジタル若返りも検討する意向を明かしている。
前作はパチーノとデ・ニーロの二大レジェンドの競演も見事ながら、ヴァル・キルマー、ジョン・ヴォイト、アシュレイ・ジャッド、ナタリー・ポートマンら魅力的なキャストが脇を固めていた。『ヒート2』にはどんなスター俳優や新星が登場するだろうか、続報が待たれる。
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Source:HeyUGuys



























