ディズニー『ヘラクレス』実写化企画が始動 ─ 『アベンジャーズ』ルッソ兄弟が製作、『シャン・チー』脚本家が就任

ディズニーの人気アニメ映画『ヘラクレス』(1997)の実写化企画が始動し、プロデューサーに『アベンジャーズ/エンドゲーム』(2019)監督のアンソニー&ジョー・ルッソが就任した。米The Hollywood Reporterなどが報じている。
アニメ『ヘラクレス』は、全知全能の神・ゼウスの息子、ギリシャ神話の英雄ヘラクレスの物語を原案に、人間界で育ったヘラクレスが神に戻るまでの冒険を描いたファンタジー・ミュージカル。監督は『リトル・マーメイド』(1989)や『アラジン』(1992)のほか、のちに『モアナと伝説の海』(2016)を手がけたジョン・マスカー&ロン・クレメンツが務めた。
報道によると、実写版は企画の初期段階にあり、新たな解釈の内容や、オリジナルのミュージカル要素が引き継がれるかどうかは不明。脚本には、マーベルの新作映画『シャン・チー&ザ・レジェンド・オブ・ザ・テン・リングス(原題)』のデイブ・キャラハムが就任した。今後は『ワンダーウーマン 1984』や『スパイダーマン:スパイダーバース』続編も控える注目株だ。なお、ルッソ兄弟はプロデューサーとしての参加であり、監督は務めないという。
キャスティングについては、すでに主演にイドリス・エルバやライアン・ゴズリングを推す声が上がっているほか、ヒロインのメグ役として、先日ディズニーの音楽番組「The Disney Family Singalong」にて「I Won’t Say I’m in Love(恋してるなんて言えない)」を披露したばかりのアリアナ・グランデの名前も噂されている。ただし、現実的にキャストの出演交渉などはずいぶん未来のプロセスになるようだ。
Source: The Hollywood Reporter