全世界に衝撃を与えた話題のドラマ『ハンドメイズ・テイル／侍女の物語』シーズン2が、2018年8月29日（水）よりHuluにて「Huluプレミア」として独占配信されることが決定。このたび、ティザー予告と本編の場面写真が公開されている。

『ハンドメイズ・テイル／侍女の物語』シーズン1は、プライムタイム・エミー賞8部門、ゴールデングローブ賞2部門のほか、ピーボディ賞、英国アカデミー賞など数多くの賞を受賞。エミー賞で動画配信サービスのオリジナルドラマが作品賞を受賞するのは本作が世界初となった。

ドラマ『ハンドメイズ・テイル／侍女の物語』は、1980年代に出版され、数々の賞を受賞したマーガレット・アトウッドの同名ベストセラー小説が原作。環境汚染で不妊率が増し、世界中で少子化が問題となっている中、かつてのアメリカ合衆国から多くの領土を奪って建国された宗教主義国家「ギレアド共和国」では、妊娠できる健康な身体を持つ女性は＜子どもを産むための道具＝侍女＞として上流階級の夫妻のもとに送り込まれることが定められている。侍女として仕えることになった主人公オブフレッド（エリザベス・モス）の目線を通して、この絶望的な世界を生き抜こうとする侍女たちの姿を描かれるストーリーだ。

シーズン1では、この世界から逃げようと自殺を図った一人の侍女を罰するよう命じた教育係に侍女たちが反旗を翻し、さらにオブフレッドが妊娠の兆しを見せるという結末を迎えた。シーズン2では、ギレアド共和国の悲惨な恐怖から未来の子供たちを解放するために立ち向かう侍女たちの戦いが描かれるという。彼女たちは暗い現実に立ち向かい、自由を手に入れるのか、それとも屈してしまうのか……。

世界中の基本的人権や女性の権利などの問題を扱った本作は、現実世界にも大きな影響を与えている。女性の権利を制限する中絶関連法案に反対する活動では、特徴的な赤いケープと白い翼のある帽子が抵抗のシンボルとなり、侍女の格好をした女性たちが世界各地でデモに参加したほどだ。

『ハンドメイズ・テイル／侍女の物語』シーズン2 ストーリー

環境汚染で不妊率が増し世界中で少子化が問題となっている中、かつてのアメリカ合衆国から多くの領土を奪い宗教主義国家「ギレアド共和国」が誕生する。この国では、子供を産むことができる健康な女性は「司令官」と呼ばれる富裕層の子孫を残すため、侍女として仕えるよう定められていた。
ウォーターフォード司令官夫妻に仕える侍女、オブフレッド（＝フレッドのもの）となったジューンは、絶望の世界の中で生き別れになった一人娘のハンナに再会することだけを願い、生き抜くことを決意する。

産んだばかりの赤子を抱えて投身自殺を図った侍女を、自分たちの手で罰するよう命ずる教育係に反旗を翻した侍女たち。しかし、誰にも逆らうことを許されない世界で彼女たちを待っていたのは、収容所での過酷な労働と想像を絶する厳しい罰だった。そんな中、オブフレッドが妊娠の兆しをみせる。この妊娠に関して“秘密”を知る夫人とオブフレッドの間には緊張が走る。検査が終わり、帰り支度をするオブフレッドに対し、看護師が一言「成功を願うよ、ジューン」と言い残し、部屋を出て行く。「“ジューン”？」。ブーツを履こうとすると、そこには一本の鍵が入っていた…。

Huluプレミア『ハンドメイズ・テイル／侍女の物語」シーズン2（全13話）は2018年8月29日（水）から独占配信スタート（字幕・吹替）。

Hulu 公式サイト：http://www.happyon.jp