映画『スパイダーマン ホームカミング』の撮影が無事に終了したようだ。出演者やスタッフたちが、自身のインスタグラムで撮影の終了を報告している。同作は今年6月よりアトランタにて撮影が行われており、また最近は撮影地がニューヨークに移されたことも報じられていた。

また同時に、これまで詳細が明らかになっていなかった新ヴィランに関する新情報も到着している。その正体はなんと、「メイおばさんのボーイフレンド」かもしれない？（2015年10月6日更新あり）

祝・撮影終了！

『スパイダーマン ホームカミング』の撮影終了を真っ先に知らせてくれたのは、主人公ピーター・パーカーのクラスメイトであるリズ・アラン役のローラ・ハリアーだった。ハリアーはクラスのメンバーと撮影した写真をインスタグラムに投稿し、「今日は撮影の最終日。すごく感動してる」と記している。

またピーター・パーカー役のトム・ホランドは移動車の様子を撮影している。おそらくお疲れであろう、眠っている出演者・スタッフを前にして、ホランドは「僕たちの最終日だ。どんな風に思ってても、こうなっちゃうんだよね（笑）」とコメントした。

なかでも、とりわけ粋な報告をしてくれたのはジョン・ワッツ監督だ。監督はインスタグラムに、スパイダーマンと「THAT’S A WRAP!（お疲れ様でした！）」の文字が描かれたバルーンが空高く飛んでいく映像を投稿している。

新ヴィランは「メイおばさんのボーイフレンド」？

撮影終了のニュースと時を同じくして、新たな情報が入ってきた。「ヴィラン役」としてキャスティングされていた4人の俳優のうち、いまだ配役が分かっていなかったローガン・マーシャル＝グリーンの役どころである。

追記：以下の情報に関しては、情報源であったSchmoes Knowが現時点で当該情報を削除している（2016年10月6日現在）。あくまで「噂」にすぎない内容としてご理解いただければ幸いである。詳細は下の記事をご覧いただきたい。

『スパイダーマン ホームカミング』のヴィランには、これまでマイケル・キートンがヴァルチャー役（公式発表はされていない）、ボキーム・ウッドバインがショッカー役、マイケル・チャーナスがティンカラー役として登場すると報じられてきた。

もっとも、グリーンが演じるヴィランは、そのほか3人のヴィランとは異なる立ち位置のキャラクターになりそうだ。

SCHMOES KNOWが独占入手した情報によると、グリーンが演じるのは「メイおばさんの新しいボーイフレンド」だという。ピーターはこのボーイフレンドを認めていないという設定のようで、いわばピーターの日常を脅かす存在、ということなのだろうか。ちなみに、この人物が本当にスーパーパワーを持ったヴィランなのか、あくまでメイおばさんをめぐる宿敵なのかは不明。いわゆる「ヴィラン」としての登場ではない可能性が高まった形だ。

またグリーンが演じるボーイフレンドは、コミック『スパイダーマン』のメイン・キャラクターのひとりだという。このキャラクターの登場は「サプライズ」であり、しかも劇中では大きな役割を果たすことになる、と同サイトは記している。

しかしながら、現時点でマーベルからの公式発表はなく、SCHMOES KNOWも情報源を明かしていない。今回の情報はまだ噂レベルだといってもよいだろう。ちなみに、メイおばさん役のマリサ・トメイとローガン・マーシャル＝グリーンは2008年にロマンスが報じられた間柄だ。情報が真実なら、ちょっとザワザワする配役である……。

sources: http://spidermannews.com/2016/10/02/spider-man-homecoming-officially-wraps-filming/
http://comicbook.com/2016/10/03/spider-man-homecoming-director-celebrates-film-wrapping/
http://schmoesknow.com/schmoes-exclusive-spider-man-homecoming-villain-details/44783/