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ミシェル役ゼンデイヤが語る『スパイダーマン:ホームカミング』の多様性 ー 「トムホと初対面気まずかった」

『スパイダーマン:ホームカミング』ミシェル役ゼンデイヤ
©ORIVERcinema

映画『スパイダーマン:ホームカミング』でピーター・パーカー/スパイダーマンや“イスの男”ネッドと共に学力大会に出場するミステリアスな女の子、ミシェル。彼女を演じたのは若干20歳のゼンデイヤだ。今回は『ホームカミング』キャストの座を射止めた新進気鋭の女優、ゼンデイヤについてご紹介したい。

©THE RIVER
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ティーン達の憧れ、ゼンデイヤ

ゼンデイヤは1996年9月1日生まれ、アメリカ出身。母親の影響で幼い頃から演技、ダンス、歌などを学んでいたという彼女は、ディズニー・チャンネルのコメディドラマ『シェキラ!』のロッキー・ブルー役に抜擢されたことから人気に火がつく。2013年には米ABC放送ダンス・コンペティション番組に最年少の16歳で出場。音楽活動も精力的に行っており、2016年にはクリス・ブラウンとコラボした楽曲『Something New』をリリースするなど、まさに“歌って、踊れて、演技もできる”スーパーガールなのである。

 身長180cmという抜群のスタイルにおしゃれなプライベートファッション、そしてはっきりと自分の意見を述べることで知られるゼンデイヤはアメリカのみらなず日本のティーン達からも大人気だ。彼女がディズニー・チャンネルを飛び出して大作映画に出演するのは、スパイダーマン:ホームカミングが初めてになる。
“ディズニー・チャンネル・スター”のイメージが強いゼンデイヤにとって、出演する映画の選択はそう簡単なことではなかった。「私は正しいチョイスをしたかったんです」と彼女は語る。

“ミシェル”というキャラクターを演じて

ゼンデイヤが『ホームカミング』で演じるのはミシェルという少女。ミステリアスで少し気だるげな表情が印象的だった。オーディションの時は役に歳を近づけるため、ノーメイクで赴いたというエピソードをEntertainmentのインタビューにて語っている。「だって、私が15歳の時、学校でメイクすることは許されていませんでしたから」彼女は自身が演じたミシェルについて、こうコメントした。

「ミシェルはエッジが効いていると思います。彼女はちゃんと理由があって自分の気持ちや考えを率直に話すから、好意的に思われなかったりドライに見られたりする。ミシェルはとてもスマートで、でも他の子達との関わり方を知らないんです。私を含めて、そういう子は大勢いると思います。だからミシェルに共感できるところは多いです。」

ジョン・ワッツ監督はゼンデイヤについて「彼女がハリウッドで大女優になる前に、自分の作品に引き入れることができて本当に良かった」と発言。これからもワッツ監督作品の常連女優となるかもしれない。

『スパイダーマン:ホームカミング』ミシェル役ゼンデイヤ

“多様性”が『ホームカミング』の魅力

学校一の美少女、嫌味なボンボン、オタクな親友、ミステリアスな子…ピーター・パーカーの高校生活は、ユニークな同級生たちに囲まれている。『ホームカミング』で描かれる高校生活に対して、ゼンデイヤは次のような意見を述べた。

「私が『ホームカミング』で大好きなポイントの1つは、キャストの多様性です。これはニューヨークがどのように見えるかを反映していると思います。みんな全く違うキャラクターで、みんながお互いどのように働きかけあってるか見ることはとても面白いと思うんです。それに私は私たちが実際過ごしてきた、高校時代の不器用さやおかしさが大好き!映画では15歳の少年が、大きな力を手にしたらどうなるかを見ることができますよね。もちろん全部うまくいく訳はないし、完璧にできるはずもない。でもそれは“ただの高校生、ただのクイーンズの子供”が私たちにとってのスパイダーマンになることに、大きな意味を持つと思います。」

トムホ「初対面気まずかった」

実はピーター・パーカー/スパイダーマンを演じたトム・ホランドと熱愛の噂もたったゼンデイヤ。しかしVARIETYのインタビューにて、「ただの友達!トムは本当にいい人。私の親友の一人なんです」ときっぱり否定している。ロマンスの影はないようだが、こんなキュートなトムホとのエピソードを披露してくれた。

「トムは私たちが最初に会った時、気まずかったって言うんです。それは彼は握手をしようとしたのに、私はハグをしようとしたから!でも私は覚えてないんです。」

その後、こんなことも思ったのだそう。「ちょっと心配になったんです。それはトムが私よりもずっと小さかったから…私は背が高いからおかしななことになっちゃうでしょう。でも、オーディションは座って行われて、無事終わったからよかったです」

そんなゼンデイヤ、もしスパイダーマンとデートするとしたら「景色の良いクールなビルの屋上」なのだそうだ。

ディズニー・チャンネルの子役から、大作ハリウッド映画の女優へ。多才なゼンデイヤの躍進はこれからも止まらないに違いない。映画『スパイダーマン:ホームカミング』は2017年8月11日より全国で公開中。ちょっぴり風変わりで魅力的なミシェルを演じるゼンデイヤにぜひ注目してほしい!

(文 : Moeka Kotaki)

Source : https://en.wikipedia.org/wiki/Zendaya
http://variety.com/2017/film/features/zendaya-spider-man-homecoming-kc-undercover-1202516631/
http://www.billboard.com/articles/news/lifestyle/7857975/zendaya-asked-out-little-boy-interviewer-spider-man
http://ew.com/movies/2017/06/22/zendaya-spider-man-homecoming/

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THE RIVER編集部THE RIVER

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