【ネタバレ】「ハウス・オブ・ザ・ドラゴン」第8話、ラストのアリセントの◯◯は?監督が解説
この記事には、「ハウス・オブ・ザ・ドラゴン」第8話『潮の主』のネタバレが含まれています。
「ハウス・オブ・ザ・ドラゴン」第8話ラスト、アリセントはどう解釈したのか
「ハウス・オブ・ザ・ドラゴン」第8話では、病気で衰弱したヴィセーリス王(パディ・コンシダイン)が晩餐会を開き、家族全員が赤の王城に集結。ヴィセーリスは疎遠になっていた家族たちに自分の死期が近いことを伝え、王のためいがみ合うのをやめるよう説く。するとレイニラ王女(エマ・ダーシー)は、長年不和関係にあったアリセント王妃(オリヴィア・クック)に対し、献身的に父を支えてくれたことに感謝を述べる。続いてアリセントもレイニラに「立派な女王になれる」と告げ、ついに2人の間に和解の兆しがみられる。
しかしラストで、ヴィセーリス王は大きな失態を犯してしまう。アリセントをレイニラと間違え、彼女に征服王エイゴンの夢‟氷と炎の歌”が真実だと伝えるのだ。征服王ではなく‟息子”エイゴンのことだと勘違いしたアリセントは、ヴィセーリスが息子を後継者に望んでいると思い込んでしまう。
ヴィセーリスの言葉を聞いたアリセントは、意図的に解釈を変えたのだろうか?それとも、純粋に勘違いしてしまったのだろうか?この質問に対し、パテルは次のように回答している。
「ここで意図したのは、アリセントが純粋に『彼は息子が世継ぎになると言ってる』と思っていることです。この意図を形にするには、アリセントの弱さと無邪気さを感じることが唯一の方法でした。彼女の策略的な面を減らし、1話で見たような少女の面を感じなければならなかったのです。」
実際に、ヴィセーリスの言葉を聞き寝室を飛び出したアリセントの表情からは、夫の最後の願いはエイゴンを世継ぎすることだと、心から信じているのが感じとれる。晩餐会でレイニラとアリセントは絆を取り戻したように思えたが、ラストシーンで生じた誤解によって再び引き離されることになりそうだ。
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Source:Hollywood Reporter