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ハリー・ポッター新施設「スタジオツアー東京」としまえん跡地に2023年オープン決定

ワーナー ブラザース スタジオツアー東京‐メイキング・オブ ハリー・ポッター イメージ
‘Wizarding World’ and all related names, characters and indicia are trademarks of and © Warner Bros. Entertainment Inc. – Wizarding World publishing rights © J.K. Rowling.

ハリー・ポッターの新施設「ワーナー ブラザース スタジオツアー東京 ‐メイキング・オブハリー・ポッター」が2023年前半、東京都練馬区の「としまえん」遊園地内に新たにオープンすることがわかった。

映画『ハリー・ポッター』シリーズの製作者が実際に設計し制作した象徴的な映画セットの数々を探索し、その魅力的な世界観を楽しむことができる。映画内のシーンの数々を実際に体験でき、世界中で愛されている原作本の世界観が、どのように生き生きとスクリーンに再現されているかを知ることができる内容になるという。

『ハリー・ポッター』のファンはたっぷり楽しめそうだ。施設の広さは約30,000平方メートルで、敷地内に設営される「サウンドステージ」と「バックロット」(屋外撮影用地)内の展示スペースにかかる所要時間は約半日。

この「スタジオツアー東京」は、2012年に開園したロンドンに次いで世界で2番目の開設となる、これまでにない体験型エンターテイメント施設。ロンドンで人気、知名度とも最高の成功を収めた実績に基づき、映画『ハリー・ポッター』シリーズで使用された衣装や小道具などを室内展示する。

入場口前の広場スペースには、特別につくられた映画に登場する魔法動物の彫刻が置かれた造園エリアを計画。地元の方や来場者すべてが自由に楽しむことができるという。

2020年8月末日に閉園となる「としまえん」跡地を含む区域は、東京都が段階的な公園の整備を計画。スタジオツアー東京施設はこの公園整備のプロセスに合わせて建設するものだ。開発は、ロンドンでメイキング・オブ ハリー・ポッターを運営するワーナー ブラザース スタジオ ツアーズとワーナー ブラザース ジャパン合同会社、西武鉄道株式会社、伊藤忠商事株式会社、芙蓉総合リース株式会社。

ワーナー・ブラザース 会長兼最高経営責任者(CEO) アン・サーノフ コメント

私たちは西武鉄道株式会社、伊藤忠商事株式会社ならびに芙蓉総合リース株式会社と提携し、世界中で大変人気があり、あらゆる世代の皆さまにお楽しみいただける、かつてない体験型エンターテイメント施設、スタジオツアー東京‐メイキング・オブハリー・ポッターを日本で展開できることを嬉しく思います。

ワーナー・ブラザースは約100年にわたり、さまざまな物語を紡いでまいりましたが、なかでも『ハリー・ポッター』『ファンタスティック・ビースト』シリーズは最も人気があり、多くのファンに愛されているシリーズ作品です。「スタジオツアー東京」はこの伝統を継承しながら、幅広い年代のファンの皆さまが作品の世界観に触れ、ご自身でハリー・ポッターの「魔法ワールド」を体感できるユニークな仕掛けをご用意いたします。

「としまえん」は緑地の美しい観光地として定評があり、「スタジオツアー東京」の建設場所として理想的な環境を備えています。この開発計画が、地域社会の皆さまのご意向を汲んで進められていることが大変重要であり、私たちも地域環境との調和を大切に、この素晴らしい取り組みを実現できることを楽しみにしております。

株式会社西武ホールディングス 代表取締役社長
西武鉄道株式会社 取締役会長 後藤高志 コメント

当社は、ワーナーブラザースジャパン合同会社、伊藤忠商事株式会社ならびに芙蓉総合リース株式会社と連携し、ロンドンに続く世界で2番目となる「スタジオツアー東京」を西武鉄道沿線である「としまえん」遊園地跡地にお迎えできることを大変嬉しく思います。

2023年前半に予定されるオープンに向けて、「スタジオツアー東京」の建設を関係者で協力しながら進めていくほか、今後、ワーナーブラザースジャパン合同会社と西武鉄道はじめ西武グループ企業各社で連携して、豊島園駅の改修を含む様々なプロモーションプランを検討し、西武鉄道沿線の更なるにぎわいを生み出し、価値向上に取り組んでまいります。

伊藤忠商事株式会社 代表取締役副社長執行役員 吉田朋史 コメント

当社は、ワーナー・ブラザースからのスタジオツアー日本進出に関するご相談に対し、都心からも近く森に囲まれた「としまえん」が適地であると考え、西武鉄道・ワーナー・ブラザースと協力して調整を行いました。その後芙蓉総合リースにもチームに加わって頂き、「としまえん」でのスタジオツアー実現に向けてスタートを切ることができました。当社は建物の開発に関する役割を担い、関係者メンバーと一緒に素晴らしいスタジオツアーの完成に向けて力を尽くしてまいります。

芙蓉総合リース株式会社 代表取締役社長 辻田泰徳 コメント

日本におけるスタジオツアーの実現を心より歓迎するとともに、本事業に参加できることを大変嬉しく思います。当社はスタジオツアーの施設を長々期に亘り、リースという形態でワーナーブラザースジャパン合同会社に提供することで、事業に携わらせていただきます。当社の建物(不動産)リースは多くのお客様にご利用いただいていますが、本事業のような用途での取り組みは初めてとなります。今回の関係各社とのパートナーシップは当社にとってかけがえのない財産となることを強く確信しております。

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THE RIVER編集部THE RIVER

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