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『ハリー・ポッター』故アラン・リックマンの温かい人柄、ワームテール役が回顧 ─ 「子どもたちと常に一緒」「最高の俳優」

Timothy Spall ティモシー・スポール Alan Rickman アラン・リックマン
Photo by Gordon Correll https://commons.wikimedia.org/wiki/File:Timothy_Spall_(30374074181).jpg|Photo by Marie-Lan Nguyen https://commons.wikimedia.org/wiki/File:Alan_Rickman_January_2011.jpg |Remixed by THE RIVER

『ハリー・ポッター』シリーズに出演したピーター・ペティグリュー/ワームテール役のティモシー・スポールが、2016年に逝去したセブルス・スネイプ役のアラン・リックマンとの共演を振り返り、撮影現場でのエピソードと共に彼の温かい人柄を明かした。

ティモシー・スポールは、2004年の『ハリー・ポッターとアズカバンの囚人』で『ハリー・ポッター』シリーズ初出演。スネイプ役のリックマンとは同作で初共演を飾り、以降のシリーズでも仕事を共にした。米Looperとの取材ではシリーズの撮影時を振り返り、リックマンとの思い出を語っている。

「彼は不吉で威圧感があって怖いキャラクターをたくさん演じてこられました。いつもというわけではなかったけれど。とにかく彼は素晴らしかったです。でも彼自体は全く違う人なんですよ。とても温かくて本当に優しい方なんです。『ハリー・ポッター』では、仕事をしていない時でさえ、子どもたちの集団と常に一緒で。彼には“セットに行ってもいいかな?”という内容の電話がいつもかかってきていて、彼は友人の子どもたちを連れてきて、案内をしていましたね。」

劇中では、生徒たちから恐怖の眼差しを向けられていたスネイプ先生。撮影外でもスネイプ先生のイメージを引きずり、気軽に話しかけられなかった子役たちも実際におり、ネビル・ロングボトム役のマシュー・ルイスは完結作『ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2』(2011)でようやく声をかけることができたと明かしていた。その後、ルイスはリックマンの温和な人柄を共有していたが、このたびスポールもリックマン個人との心温まるエピソードをシェアしている。

「ある時、彼が私の妻の母に会ってくれたんです。彼は彼女に対してチャーミングに接してくださりました。本当に素敵で、ウィットに富んでいて、聡明でもあって、面白い男という感じでした。何よりもすっごく明るかった。実際、彼の世代では最高の俳優の一人です。(『ハリー・ポッター』に)彼がいて光栄でした。そして彼を失ったという悲劇を分かち合うことができたことも。彼と仕事が出来たなんて最高です。」

ちなみに『ハリー・ポッターとアズカバンの囚人』で仕事を共にした後、スポールとリックマンは『スウィーニー・トッド フリート街の悪魔の理髪師』(2007)や『アリス・イン・ワンダーランド』などでも共演しており、縁は深い。リックマンの遺作となった『アリス・イン・ワンダーランド/時間の旅』(2016)にもスポールは出演し、名優のラストパフォーマンスを近くで見届けていた。

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Source: Looper

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SawadyYOSHINORI SAWADA

THE RIVER編集部。宇宙、アウトドア、ダンスと多趣味ですが、一番はやはり映画。 "Old is New"という言葉の表すような新鮮且つ謙虚な姿勢を心構えに物書きをしています。 宜しくお願い致します。ご連絡はsawada@riverch.jpまで。

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