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【独占入手】『パペット大騒査線 追憶の紫影(パープル・シャドー)』世界に一つだけのパペット、製作現場にカメラが潜入

パペット大騒査線 追憶の紫影(パープル・シャドー)
© 2018 STX PRODUCTIONS, LLC. All Rights Reserved.

「セサミ・ストリート」のジム・ヘンソン・カンパニーが手がけ、“史上最低のR指定人形劇”として全米で話題の映画『パペット大騒査線 追憶の紫影(パープル・シャドー)』が、2019年2月22日(金)に全国公開されてしまった(日本ではまさかのPG-12指定)。

このたびTHE RIVERでは、凶悪な「パペット連続殺害事件」を描いた本作に登場する、個性的なパペットたちの裏側に迫った“世界に一つだけのパペット・メイキング映像”を独占入手。もともと特別なオンリーワン、なパペットたちの生まれる工房にカメラが潜入した貴重映像だ。本編がどれだけお下劣でふざけ倒していても、パペットの作り込みは超ガチである。

『パペット大騒査線 追憶の紫影(パープル・シャドー)』に登場するパペット市民は、なんと総勢125体。しかもそのひとつひとつが、パペット作りや衣装作り、彫刻の分野で受賞歴をもつ優秀なパペットデザイナーによって、すべてハンドメイドで作られている。小さいパペットに大きいパペット、ひとつとして同じものはないのである。

このたび新しくデザインされたパペットは、「ジム・ヘンソンズ・クリーチャー・ショップ」が製作を担当。ほとんどのキャラクターがニューヨークで、フィルはロサンゼルスで生み出された。キャラクターが完璧に動けるよう、自らもパペット製作の知識が豊富なブライアン・ヘンソン監督が製作工程を徹底指導。通常、操り人形の場合は腰までの造形になっていることが多く、脚が作られることはほとんどないという。しかし本作では、実際にパペットが歩いているように見えるよう、すべての歩くパペットに下半身を装着。撮影ではパペットの身体、腕、脚を動かすため、3人がかりで操作されている

そしてパペット製作で最もハードだったといわれているのが、主人公のパペット刑事・フィルだ。フィルのボディは6つ作られており、それぞれ異なるスタイルの手が作られている。それぞれの手は機械でコントロールされる構造で、どのボディにも付け替えが可能。最終的に8組の手が6体のボディに使われることで、タバコを吸ったり、飲み物を注いだり、銃を持ったりと細やかな操作が実現しているのだ。さらにパペットの後ろから、頭から、胸からと、それぞれ異なる場所から操作できるように作られているため、キャラクターを様々なアングルで撮影できるようになっている。

パペット大騒査線 追憶の紫影(パープル・シャドー)
© 2018 STX PRODUCTIONS, LLC. All Rights Reserved.

世界屈指のパペットチームがとことんリアリティを追求したことで、本作では“パペットと人間の共存”というユニークかつ革新的な世界観が見事に映像化されているのだ。スクリーンの中、誇らしげに活躍するパペットの数々をぜひ劇場で確かめてほしい。

『パペット大騒査線 追憶の紫影(パープル・シャドー)』

人間とパペットが共存する世界。ロス市警初のパペット刑事フィル・フィリップは、ある人質事件で失態を犯したために刑事を首になり、いまは私立探偵として過ごしている。

ある日フィルのもとに、サンドラ・ホワイトと名乗るセクシーなパペットから“脅迫状を調べる”という依頼が入った。脅迫状の書体にエロ本の一部が使われていることに気づいたフィルは、パペットが経営するアダルトショップに向かう。捜査中に銃声を聞いたフィルが慌てて店に戻ると、なんと店主を含め、すべてのパペットが殺害されていた。ロス市警からは、フィルのかつての“相棒”であるおばさん刑事のコニーが捜査に参加。しかし二人が挑む事件には、とある陰謀が隠されていた…!

パペット大騒査線 追憶の紫影(パープル・シャドー)
© 2018 STX PRODUCTIONS, LLC. All Rights Reserved.

主人公コニー役は『ブライズメイズ 史上最悪のウェディングプラン』(2011)でアカデミー賞助演女優賞にノミネート、リブート版『ゴーストバスターズ』(2016)や『SPY/スパイ』(2015)などで知られるメリッサ・マッカーシー。「セサミストリート」エルモなどを担当した伝説のパペット操作師、ビル・バレッタがパペット刑事フィルの操演・声優を務める。監督は「セサミストリート」を生んだパペット作家の巨匠、ジム・ヘンソンの息子であるブライアン・ヘンソンだ。

映画『パペット大騒査線 追憶の紫影(パープル・シャドー)』は2019年2月22日(金)よりシネクイントほか全国公開中

『パペット大騒査線 追憶の紫影(パープル・シャドー)』公式サイト:http://puppet-movie.jp

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THE RIVER編集部THE RIVER

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